パリ万博の為に準備された世界一高いタワーであった。作ったのはエッフェルという建築技師だった。
彼は初めに鉄橋を作った。水深10メートルもあるセーヌ川に横たわる500メートルの鉄橋は、問題は橋桁にあった。いかに堅牢な橋桁を作るのか。彼は地下数百メートルにも及ぶ地下を掘り、その中に特殊な鉄柱を埋め込んだーコレが功を奏して、鉄橋は成功した。
この成功をもとに、エッフェル塔に着手するが、パリの芸術家たちはこぞって鉄筋の塔に反対した。古い伝統の芸術の都は新規の鉄筋のタワーを許さなかった。多くの工事に携わる人々の賃金を上げたり、防寒コートを配布したりしながら人を使うのも上手だったエッフェル。国の兵士たちが、替わって工事に来る事になったというような噂まで流して、工事現場の労働者らを繋ぎ止めた。彼等は仕事を兵隊たちに奪われまいとして、懸命に働いた。
色々な機能を備えたタワーは、その当時当然世界一の高さを誇り、世界で初のことであり、万博でも評判を呼び、世界中から数百万の観客が来た。結果黒字となった。
戦争中は通信タワーとなり、その後はラジオ局となり、何とか戦争を脱がれて、パリの中心シンボルになり、人々の心の支えになっていったーよくよく見れば、細かい鉄線の格子模様も美しい。映画にも度々登場している歴史のあるタワーとなった。
映画では、地下鉄のサジという女の子に映画で、一人、エッフェル塔に登るというような内容だったような…/。あの頃のパリは、まだ生き生きとしていた。だが、今回のオリンピックでは、何かとおかしな事が表立ってきているので、世界の人々はどのように見ているのか、大きな変化であると思う。
