スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

とうとう窓ぎわのトットちゃんの続編に

必須な項目は、チロリン村のピーナツのピー子ちゃんの声をしていたこととか、トンボウヤンボウニンボウの、多分ニンボウの声をしていたとか、一丁目一番地にも出ていたとのこと、一丁目一番地は、よく聞いていた。むしろ毎日の楽しみだった。ブーフーウーの声も?。コレだけでもすごいことだと思うが。更に買い物ブギウギの舞台でも魚屋のお客としてうろうろする役だったそうだ、「君の名」はのラジオ放送にも通行人役とかで声で出演。歴史ありすぎ。

  やはり続編は、大人になってからの話であった。色々な人との出会いあり、それも超有名な大御所ばかりであった。ど素人のトットちゃんがこんなにも活躍できたのには、どの様な要素があったのか、と思うに、ラッキーと言うだけではない周囲の人たちの支えが大きかったと思う.それに応えるべく一生懸命努力をしたトットちゃんの力もある。小さい時からおかしな子というレッテルを貼られ、それにも負けずにじぶんの生き方を決めてきたと言う雑草の様な強さと、加えて芸術家の両親に生まれた環境も大きかろう。ピノはさっぱり上達せず、音大では歌の方で頑張った。同期では、灰田勝彦とかがいたそうだ。元々天真爛漫な性格が味方して、縦横無尽にフレキシブルな会話が得意なトットちゃんは、遂に認められたということだ。幸せなことである。

ただコレらを羨ましいとかとは思わない。何故か、羨ましがられたり妬まれたりが人より少なくて済んだのは、その特異な性格からであろう。何故、あいつをこき下ろしてやろうとか思われないのようにできたかは、彼女は無意識に、うまく地雷を踏まない様に歩いたということだ。人間としてのセンスも何故か抜群である。戦争でも家をなくし、父親も5年半もシベリア抑留になっていたーシベリアでは バイオリンを弾いてなんとか助かったらしいが、父親は日本の女性は全てアメリカ人のものになったと、聞かされたそうだ。

苦労がなかったわけでもあるまい。疲労で倒れてしまった時は、もうダメかも、と思ったそうだ。病院の先生のアドバイスもあって、それ以来、とっとちゃんは嫌いな仕事はせずに、自分の好きな仕事をしてゆこうと思ったという。