スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

トットちゃん   Shabby Old Schoolのまき

トットちゃんの通うトモエ学園の門の外で数人の男子らの合唱が聴こえたーこの学校はボロ学校、ボロくて古いぞ、どこもかも!

コレを聞いて門を飛び出したとトットちゃん。でも見失ってしまった。ずるい奴らは足が早かった。腹が立ち思わず大声で歌ったトットちゃんであった。あ、門のところと言ったが,実は格式ばった門など建っておらず、ただ葉っぱの茂った木が立っているだけのものだった。

ともえがくえん、素敵な学校、どうにもこうにもすばらしすぎる。みたいな歌だったが、みんなで合唱しながら学校の周りを回ったのだった。皆がそれぞれ好きなことをするという方針のこの学校は、他校からいつも白い目で見られてきた。

タイちゃんはいつもフラスコを炊いて実験中だし、アマデラ君はネコを拾ってきてはお腹や耳をよくよく調べてやっている少年だった。他の子たちもそれぞれの自分達のお気に入りのことに熱中できるという時間割が組んであるのだ。

校長先生は日々苦労していたがいつも笑顔で生徒を見てくれている。この日の放課後はちょっぴり終わりのベルの

なる時間が延びたということらしい。