スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ヒューマニエンス  植物  驚異のチカラ  

NHKのBSだったけど、植物たちの不思議な生命が徐々に解ってきているとのこと。うれしい限りである。植物は、物を言えないし、人間に害されるままにあがらうことも出来ない。彼らはいろんな工夫をして生き延びようとしているらしい。

やはりそうか!と頷くことばかり。一枚の葉をもぎ取られた一本の雑草は、その情報をシナプスが神経伝達する様にに、身体の隅々に、身の危険を伝えてゆく。仲間にも青くさい匂(ポリフェノール)を出して危険を知らせることもできる。気をつけろ気をつけろ!植物も我が身を守る術を持っているとしか言えない様な事例は実は結構ある。種子を蒔いた土の上を1日に3度触った場合と、まったくさわらなかったばあいとでも、大きな成長の差ができるー触られた方の植物は、成長がひどく遅れて伸びなくなってしまう。一方触らなかった方は伸び伸びと大きく成長するー敵がいないと認識しているのであるー野生の動植物はとても敵に敏感で臆病であるー雀などすぐ逃げるではないか。

 

だが一方人間を騙してでも、身を守ることもあるので、気をつけな!

こういった事は何年も研究される前から既に解っていたことでもあるのだが。山で笹をとっていて、柔らかいスプラウトをスポッッと抜いてみた、調子に乗ってもう少し下から折ってやろうと手で掴んで力を込めた途端にシュッと指の内側を切りましたーヤワなのは見かけだけだったのね。それで、一本も取れずに家に帰りました。実はこの笹で、ちまきを少しだけ作ろうと考えていたのですが。

葉は鋭く、細かい毛とかも生えているのか、やたら痛くてヒリヒリとした。

一本の笹が、多くの仲間(笹)を救ったのだ。

過去にも同じ様なことを書いたのは覚えている。ゴメンチャ。米の植物「稲」も、不思議な進化を遂げている。実ってからタネを大地に落とさないものはほとんどないのだが、このイネだけは、ぎっしり実ってもタネをを落とさない為、容易に米を収穫できる様になっている。

人間たちは競って米を得るために稲を多く植えてきた。稲の種族はそういう形で世界中に広がっていったー人間のために?突然変異にを起こし、タネをこぼさない様な作りになっているーコレも一癖ある植物の知恵なのか。人間を飢餓から救うために?