スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

関係ないけどね。

関係ないけどカフカの変身、可哀想なボクちゃんが出てくるよねー父親は退職してから悠々自適に遊び暮らしているし、母親と妹は結婚のことばかり考えてペチャクチャ仲良くしているし、ただひとりボクちゃんだけが毎日出勤してるんですね。家族を若い彼が支えてるんですね。

そのうち、ちょっと完璧主義で、加適応の彼は、真面目すぎて自分のそのツボにハマってゆく。そして身動きできなくなるのだった。

自分で自分を縛り付けてゆく自縛のような有様を、家族は横目で眺めて知らん顔であたえられるり利益をむさぼっていた。

コレは社会が悪いのか?それとも家族が悪いのか。それとも彼が悪いのか。紙一重の考え方にジレンマが起こる作品。社会の矛盾、家族からの疎外、その重圧に押しつぶされる1人の人間であった。

 

カフカの変身。醜いおおきな毒虫になってしまう。

 人生とは常に横道に行ってしまう事で、