この映画では、刑事の「村上純」の物凄い男臭い存在感で、できていたように思う。
脳移植を行なって一命をとりとめた神木は、その頭の中に殺人犯の脳が移植された事を知らなかった。
意志に反して粗暴で暴力的になり、恋人のに二階堂まで苦しめていく。唯ならぬ殺気の中で、医師らの倫理違反の行動が明らかになってゆく。
村上の演ずる何処か懐かしさのある人間像は、今の若い男達が忘れたと言うか、持っていない感じのものだーとても芸術的で私を惹きつけて離さない。出しゃばらずに存在する彼。彼、彼。
彼の映画を色々観てみたいな。
村上虹郎は、彼の息子だったのかえ、やっぱ、シェーって感じ!