俳優も、大体理想的な配役。森の遠くに隠れたサリンジャーを探す旅に出た主人公は、ライ麦畑を、演劇として上演したい旨を本人に話すのだった。
もちろん答えは「NO!」であったが、名門プリンストン大学の落ちこぼれの彼は粘りついてようやく了解を得たのだった。
学校の内部、教授陣等々も、有名なサリンジャーに会って話をつけてきた生徒に一応の敬意意を払うのだった。
グルリと旅をして、ひょっこりと大学へ帰ってきたアレックス。
実は、主人公アレックスの兄は、過去に、ベトナム戦争に出兵し、死んでいたのだが、どうしても、それを受け入れることができずー、否定してしまう精神的鬱にずっと悩まされてきていた。
そのため精神科にもいっていたのだが…。
母親は、死んだ兄は今でも彼の家の二階に
でもその家で住んでいるというアレックスに、大きく揺さぶられ不安がった。
相手の女の子も素敵だったと思う。普通の女の子のこのやくは難しかったろうに。よくやっていた。
ほんでよんでほしい。演劇なんて、もってのほかだよ。まあ、文字の力には言霊が宿っているようだし。
わかる人だけしかわからないという限定性があるね。優れた文学ほど、いつだってそうなんだ。
宮沢賢治、中也、ゲーテなどなども、文字の人だ。アニメなどはもってのほかだ。