スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

手紙は 憶えている  Remember (英題) 2017年  クリストファー プラマー主演  アトムエゴラン監督 

プラマーが、亡くなる二、三年前に作られた映画。90才という設定だが、俳優本人と重なっているので面白いかも。

今では施設に暮らしているゼブだが、施設の友人から、殺人を依頼される。家族を殺したナチの残党を、殺して欲しいと、旅費と、手紙をもらう。

施設を脱走して、アメリカの街や村に、ナチを探しに行く。

最初のナチのオッさんはもうなくなっていたが、行き当たり上、その息子を代わりに殺す。ピストルで、銃殺だった。

殺人を突然侵したゼブ爺さんは、次の獲物へと向かってゆく。

 

一方息子たちは行方不明の親父を探そうと、必死にかけずっていた。

 

まさか90の爺さんが、しかも認知症の老人が、一人で殺人を犯すとは、ゆめにも思わないのだった。

 

次のターゲットは誰かな、森のほとりの一軒家で、そこにナチの残党がいた。

優しい家族がいて、幸せそうな老人。

そこでも銃をぶっ放す老人。

 

この人もう、人殺し、刑務所。最悪。

 

この老人は、本当は、なに者なのか。

認知症がひどくなると、ぜーんぶ、自分勝手な妄想が出てきて、自己有利の法則に支配される。

それを利用した計画だったとわかる。

自分が一番優秀で、善人の中の善人で、師匠で、医者で、大学教授でといった類になる。

 

特に重要なことはなしーと思える映画。

 

 

手紙は憶えている(吹替版)

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  • 発売日: 2017/05/03
  • メディア: Prime Video
 
手紙は憶えている(字幕版)

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その有利の法則を逆手に取ったサイコパスの復讐劇。最後は、ほんとドンデン返しでんがな。