スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

1967年  Ruby Tuesday

短いけど 、綺麗な歌だなあ。初期の頃の作品かと思うけど、煌びやかで幻想的な作品となっている。

何故、Tuesdayなのか、日本語では火曜日で、火の文字があり、ゆらめいて燃える焔のイメージと重なる。

あの頃は金髪のマッシュルームカットのブライアンがいて、大きく貢献していた。ブライアンが、実際のリーダーであり、ミックなども彼の才能の庇護のもとにあったのだろう。

ルビー チューズデイの曲では、ブライアンが、たて笛を吹いているーこれがまた凄い一品となって、

この曲の骨肉を作っている。リコーダーをこの様にファンタジックに、またサイケデリックに演奏出来る人はいないのではと思える。彼のリコーダーの音はとても美しく、純粋で、涙が出るような響きになっている。彼の天才ぶりが発揮された曲であろう。切なくて、気の毒なほどである。

 またunder my thumb では、木琴マリンバをやっている。音は主張していない様に聞こえるが、コレが、薬味のベースとなっている様な気がする。

ブライアンは27才で若くに亡くなってしまったが、彼にはグループの行く末を見守って欲しかったという気持ちもあったのだろうが、やり過ぎちゃったというのが、あったようだ。

グループが頂点を極めるために、もの凄い努力をした人だったろうし、だたやり過ぎは彼の精神を蝕んだだろう。そして自分のグループからもはみだしていくのだった。

過去の映像を見ていると、彼はリーダーとして皆を監督する立場に徹していたように思う。

実力を持っていながら、なぜか、ミックらのように表面に出て活躍することを好まなかったようだ。

彼のファッションも何か一つのパターンに固まった感がある。

とても変わった人というイメージもある。自分の才能と、周囲のものらとの均衡が外れてしまったのかもだ。やっかみ、お金、疎外、などなど〜。

なんか、エックスジャパンのメンバー、Hideを思い出すななあ!