スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ヨーコ オノ

最近ヨーコオノのことがネットによく挙げられている。もう何歳になったのか。もうすぐ米寿かしら。

変わったパーフォーマンスで、世間を、ケムに巻く発想はすごいものがある。

幼少期より外国と行き来してきた彼女は、何故だか名門の出である。大手銀行の頭取を務める家に生まれた。中々人のできない発想の芸術は面白い。レノンとの結婚後は、アプリコットの別荘で暮らし,其処は富裕層の別荘などのある場所らしい。イマジンを作ったのも、そこでであった。ただ、ヨーコは本来の自分を隠し生きてきたと告白する。本当はどういう人なのか知らないものの、其処まで自分を隠さねばならない何かがあったのは想像に難くない。世界のジョンレノンとの結婚した事は、それだけの大きな犠牲も付き纏ったのだろう。

それに彼女自身がとっても変わった人という印象がつよすぎる。庶民的に暮らす事は一切なく、もともと庶民でもなく、学習院や、アメリカの大学を中退と言うことになっている。ま、そんな事は彼女にはどうでもよくて、芸術家としての人生を大切にしていたからという事だろう。

麻薬も常に、彼らの手の届くところにあったのではと思う。イマジネーションを必要とする芸術世界では、シカタナイ、当たり前の事という考えが受け入れられているのだと思う。創作とはそれほど過酷なものなのだろう。

ヨーコの息子も娘も大きくなって、ほっと一息つく頃には、自分が白髪になっているわけだ。

彼女の歌は沢山あるが、やはり、個人的にはwalking on thin ice という曲がトップである。1992年に発表されたが、コレはレノンが亡くなって12年経っている。「湖の上、薄い氷の上を歩く。何故、こんなにも辛いやり方で人生を学ぶことになったの?ダイスを投げた、その報いも私は支払ったのに。あなたに差し出したナイフ、そのかわりにつらい人生をくれた貴方だったけど。まるで、風の中にいるような話ね。

私の涙もようやく乾いた。ただそんな気がするだけ。二人の命が終わったら、初めて物語が生まれるのね。たとえ忘れ去られても…。」

 

 

 

彼女の歌は良いものも多いい。現代的な音のものもある。時々、おかしいものもあるが愛嬌だろう。