スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ミーガン  2023年   

突然の事故で、両親失ってしまったケイディは、母の妹の叔母さんジェンマに引き取られる。叔母のジェンマは大きなオモチャ会社の開発部に勤めていたー常に新しいおもちゃを開発するために昼夜パソコンに向かっていた。競争の激しい業界で生き残りをかけて会社も社員も

必死であった。

そんな中一人ぼっちの少女系ケイディのために新しい試作品ロボットを見せた。AIで動く人間の少女のようなロボットであった。

すぐに虜になる少女ケディであった。ケディの言葉にすぐ反応してくれ、至れり尽くせりの対応をするロボットに、誰もが驚嘆する。

何度も経路も確認したのだろうが、やはり、急ぎ過ぎた感もあった、プレゼンまでに間に合わせたかったジェンマとその仲間たち。

プレイルームでのプレゼンは見事なもので、少女ケイディの言うことにさまざまな良い反応を見せ、母親のように姉のように友人のように、少女に寄り添うミーガン様。

「ケイディを守る」この言葉を守ろうとインプットされたミーガンは、そのままに行動してゆく。

ケイディをいじめる犬、隣人のおばさん、臨海学校の意地悪な男の子など、ケイディをいじめたものたちをミーガンは許さなかった。この辺りからミーガンは変化してゆく、制御出来ないAI となってゆく。  美しいファッション人形のようなミーガンは、ほぼ万能でありあらゆる事がインプットされているようだ。特に人間の表情を読み解く事が上手く、不安、緊張、怒り、喜び、安心など直ぐに解析してしまう。少女は、ミーガンが居なくなるととりみだしミーガンに依存しはじめる。気が狂ったようにミーガンを早く連れて来て!と、叫び荒れ狂う様になる。

やはりAI は人間ではない。どんな人間に対しても平等である、ということになる。

現実にも色々詐欺が起こっている。ネットに弱い高齢の女性などを相手に「あらゆること」が行われているのだろう。ネットに弱いのは私もであるが、平等というAIの機能は 平等性が重点に置かれ、何処かしら大きな、いや小さな弱点が見え隠れする。また誰に被害をぶつけて良いのかわからないという方向性の消失もあり、悔しいとかいっても、AIに持ってゆくのは、間違いですと言われておわりじゃ。

 

平等ゆえに、なんというか、殺人者にも詐欺師にも平等なのである。

冴え冴えとした風が吹くような、ネット社会では、「心は邪悪であっても」頭の良いものが君臨していくのだろう

みんな気をつけて!

 

ミーガンの撮影は、ダンスの上手い女の子が扮して演じる場面も多かったとある。

また機器を駆使して一コマ一コマ撮ったであろうことも推察できる。

 

M3GAN/ミーガン(吹替版)

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