パクりっぽいと悪評も多い中、ワタシャ見ましたよ。月の中に変てこりんな意志があって、良い意志と悪い意志が戦争していた。悪い意志をやっつけて、月の軌道を戻す3人の宇宙飛行士たち。
其々にいろいろな事情を持った3人が地球の人類を守るために命をかけて闘うはなし。
どっちかと言うと、宇宙物が好きなワタシ、いわゆる好きの横ずけだが、それなりに面白く見られた。
月は、巨大建造物であったという設定。AIが発達し過ぎて自我を持ってしまったという設定。
ありえーるかもしれない底寒い現実感に、苛まされる映画。人間らしい面白いキャラで囲われてはいるが、そこだけが救いだが、
原子爆弾や超AI支配の元に肩を丸め小さくなって生きる人間の未来が見えたようだ。
ま、最後は、意識だけを拾って生きてゆくことも可なり、というのも救いといえば救いだが。