大手銀行でしのぎを削る二人のあきらがいた。一人は
大きな商船会社の御曹司であり、もう一方は小さな会社の息子だった。この子は、子供の頃会社が破産するのを見て育った。
二人とも超エリートで、頭が切れることで見込まれていた。
ただ、あきらの方は潰れかけた会社の人助けばかりに邁進して、上司の怒りをかい左遷される。
アキラの家は、大富豪であったが、親族のいざこざが絶えず遂に破産の崖っぷちに立ってしまう。若い二人が銀行を挟んでそれを防ごうと全力を尽くす。ライバル同士であった二人はいつの間にか心を許し合う友人となっていった。
主演は、横浜流星と、竹内涼真である。どちらも甲乙付け難い演技で実力を発揮していたのが心地良く見られたよい結果となった。