スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

Justin Bieberジャスティン ビーバー /ぼくたちのカウントダウンライブ

ジャスティンは、彗星の如くに現れたスターだと思っていたが、いや、彼はすでに12才ぐらいの時から、ギターを抱いて歌っていたのだ。その姿と美しい歌声とはyoutubeでブレイクしていった。そのうちに彼の才能を見出した人々がいたわけだ。

ただこんなにも一人の人間の一挙一投足を舐めるように見られた男もそうそういないと思うのだが。

そう言う運命にある彼は、自分自身のせいなのか、ファンのせいなのか、または神の仰付けでこうなったのかは不明なのだ。よろめく様な足取りで、アラ、足が痛いのかしら?と思わせるトリッキーな動き。

寝覚めを撮られても、涼しい顔で神対応

天才であるが所以だろうな。とてもラフな洋服、ジーンズにスニーカーと来て帽子も彼のファッションだ。帽子はなんのためにかぶっているのかな。何となくだけど、嫌味がほぼないのがいいよね。

ヘッドを守るヘルメット的な?

 

コレは、コンサートが始まる前の1ヶ月の間のリハーサルを撮ったものだ。

彼は実生活ではカトリック教徒であった。神を信奉している少年の劇的デビュー。

リハーサルだから、観客はいないのだろうが、ビバリーヒルトンの上客らは見ていた。

屋上には色々な機材が組み立てられ、カックイイビームライトが交錯すると言う仕組み。

多くの人が動員され、バックダンサーはともかく、ビーバーの舞台衣装とか、ま、色々多種多様の準備が必要なのである。ダンサーらのカジュアルすぎる洋服がイケすぎると思った。チャラい服なのが決まっている証だった。

 

踊るジャスティン、その足腰は軽やかで、強靭とも言えるしなやかさであった。彼のチョイスしたオークブラウンのパンツにはポケットがいっぱい付いていた。チャラい格好とチャラい感じの踊りが、彼がやると神聖にさえ見えてくるのだ。primitive で不思議な動きのダンスはとても素敵だ。 パーフェクト!と言っても余りある個性的なダンスだ。

 

歌だけじゃダメなんだ。ダンスも、これはスポーツなのか。ただ、一生懸命、上手に踊ればいいというのはダメダメで、ダンサーであれ、自分の個性をガンガンに出して初めてジャスティンのダンサーとなれるという暗黙なるマニュアルやメソッドがある。

ただ、とてつもない エナジーが働いている。

だだ何をを食べたら、彼の様に踊れるのだろうか?食べ物は無関係か。聖書にもそうあるからな。

 

 

what do you mean?と畳みかける彼の歌声は柔らかく鋭く、優しく,弱く、美しい。だが何故だか、周囲のスッタフの喋っていることはなにを言っているのか全く理解できないものだった。英語だからでは無く、何か隠してはっきりいわないの。ソレコソwhat do you mean?だ。

彼の歌は、誰でも歌える簡単な言葉の繰り返しが多い。

 

*1

ever ever ever…、baby,baby ,baby …、yummy,yumm,yummy …  year baby year babyなどである。

単純な繰り返しの歌詞に人間は弱いのかも知れない。アホくさいほど簡単な単語だ。

新世代の星、努力しているというような顔はちっとも見せない。踊りがメッチャうまい。涼しい顔で踊ってみせる。スケボーはプロ並みだ。

時代は彼のような救世主?を求めていた。弱く、強い救世主。スケボーうますぎ。

舞台では、ガンガン花火が上がり始める。銀色、オレンジ色 ピンク、グリーン、燃えさかるfireworksの中で飛び跳ねる ジャスティン。

彼がまさかのじぶんの孫のように見えてきて、その苦労が偲ばれるのであった。おヨヨヨヨ。

 

 

 

 

*1:「それが価値になる」とは今まで誰も気がつかないことだった。