ひとよ、って何?とんだ暇つぶししちゃいましたよ。
田中裕子の迫力の演技かな。まあ面白くって最後まで見たのは自分ですからね。オリンピック終わってちょっと、シュンとなってAmazon見てたら引っ掛かってしまったのだ。
うんわかるよこの映画の意味、感情も。どうしようもない家族の生活を延々んと引っ張って生きるのは、大変だ。
健全な皆が細かく努力しているのかと思うと、私などとても焦ってしまう。
喧嘩したっていいよ。若者はいいよ、体力があるものね。
この家族の子供達って、実は皆が、まともなで良い子ばかりだ。PTSDでいまも苦しみ、暗いくおもい過去を抱えながら、一生けんめいに生きているし、人に相談できる内容ではないから、余計に大変だ。
こんな子供たちってそうそういないわ。私なら拍手するね。
東京で働いていた次男(佐藤健)が、元の家に帰って来たが、強いPTSD(past traumatic stress disorder)に襲われて頭を抱え込んで苦しむ。なるほどね。
佐々木蔵之介演ずるタクシードライバーの父親は、息子に数十年ぶりに会って喜んでいたが、なんと息子はしゃぶの運び屋だったというくだり。コレはよくないわな。佐々木はアル中の過去があり、酒を絶っていたが、息子のことでまた荒れ狂うようになってしまう。
あと千鳥のダイゴが出てくるが、何を恫喝しているのか聞き取れんかった。演技発音の基本がなっとらんからだろう。
松岡も、ちょっと出過ぎると飽きられるとおもうから要注意やね。この女優、いい子ぶってクセがなさすぎるんや。
この前亡くなった俳優は本屋の主人を演じたが、病状を押してゆっくりと喋ってはっきりと聞こえるように努力していたのはさすがプロだと思った。