スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ビガイルド 欲望の目醒め  beguiled ソフィア・コッポラ監督  2017年。 ニコールキッドマン、他。

ビガイルドは一つの単語で、受け身だが、惑わされる、だまされるという意味だそうだ。

女学校寄宿舎に身を寄せた敵方の負傷兵が一人。助けてもらって、なんとか感謝の意を示そうとするが、体が動かない。

命を救われて、感謝をするも、むちむちの女学生や、女先生の中に黒一点という立場であった。動けない彼は、彼女らにとって良い獲物であった。看病という名目のもとにひっきりなしに彼のベッドへ来ては、色目を使うのだった。夜、彼と睦む女子学生を諫めようとして、

そんな中で、嫉妬から、大事故が起こる。女先生が、階段から、彼を突き落としてしまったのだ。

彼は大怪我をして命の危険があった。

ホラーコメディーにしても、こんな筋書きってありですか?

 

大怪我で、足を切られて、学校内で手術された男。  手術は素人ながら成功した。目が覚めて、膝下の足がないことに驚く兵士。

怒りのため気が狂ったように銃をむけて脅かす彼。どっちにしたって脱走兵は見つかれば処刑だったのに。

 

最後も、女学校の女性と女先生にポンポコにやられてしまう。me,too!てこと?

多勢に無勢だが、女をなめた男への復讐だろうか。

コッポラの娘、ソフィア コッポラ監督の手並は、どうだろう。

ストーリーが、やはり父親譲りで思いつきでやっちゃてるよね。それが、また可愛いと言われてるような気もしてくる作品。