8年も前なので、皆が若いですね!染谷と二階堂のコンビもヒミズに続きます。
伊藤はよく出来た教師だが、サイコパスで、他の学校でも事件を起こしている。また過去の職場も転々と変わっていた。
彼を怪しく思って、探っていた教師が、殺される。
若い頃から、両親を悩ます行動が頻繁にあり、人を殺しながら、生きて来た。親は医者であったが、両親も殺し、自分も被害者のフリをしてそれなりの傷を負い、警察の目をごまかして来たのだ。ハーバード大学入学後、アメリカでも恐ろしい事件を起こし、そのまま日本に逃げて来て教師の仕事をしていた。弱みを掴んでは、いうことを聞かせ、殺して楽しむ毎日。
若い男子生徒に手を出すホモの先生、女子生徒を自分の女にする先生と学校も乱れていたのだが。
カンニングした生徒を呼び出して殺したのを手始めに、女子学生と戯れるところを見られた時も、その生徒は殺された。
悪事がバレそうになった先生は、
文化祭の日に、たくさんの生徒を殺す事になった。自分の担任するクラス全員をやっつける。そのため散乱銃を持ち生徒らを追いかけた。
命乞いをする暇もなくバタバタと倒れる血だらけの生徒たち。
死んだ両親の心配が的中してしまった。あの子は、結局大変なことをやらかすだろう。あの子を生かしておくことはできないのだ。
最後まで残った二階堂ふみと、男子生徒の二人だけが、助かった。 警察がきた。
この時も、サイコパスの伊藤先生は、自分で頭をぶつけて怪我をして倒れた。 猟銃を持った犯人にやられたと嘘をつき通して逃げのびようとした。
二階堂は録音した先生の声を聞かせて、こいつが犯人だ!と、警察に公開した。「銃で一度に二人を殺すのはむずかしいなあ」
そんな声が入っていた。
後半は、物凄い猟銃の発砲音であった。実際あのような音がするのであろう。耳をつんざくような音で、耳がやられる。犯人も何度も耳をかばって頭をふりふり銃を撃つ。なので実際のことのように見える。
若手の俳優が、多く出ていて、後に朝ドラなどに出演した俳優が多かった。皆が若くて、微笑ましいが、内容が単調で面白くない。伊藤についても、特別ファンではなかったので、感想もなし。
まあ、こんなもんなんだろうと思った。