スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

NHK教育テレビ  ドキュランド選  発達障害  オレグの自立

あるスウェーデンのオレグという青年は発達障害という病気を持っている。

コレは遺伝的な病気であり、脳の器官に異常があるために、精神にも異常をきたしてしまう病気である。だが人それぞれに、苦手分野も各々で、こだわりの人や、光や音の敏感な人、などほかにも、いろいろある。

オレグは、狼が人を食うと聞いて以来、狼をなんか怖がってる。森多いスウェーデンにはまだ狼がいるのだろうか。

狼のせいで、生活がままならないなどは、健常な人には、理解できにくい。

 

見たところ彼は身体は大きくなっているのだが、顔の表情にあまり変化がなく、ジッと何かを見ている様な、睨んでいる様な表情を取り続けている。子供の様な表情なのである。

世辞にたけた大人の人間の顔ではない。年齢相応の顔ではない。

人とうまく打ち解けられず、仕事もできないらしい。

 

こんな彼を何とかするために、なぜか、劇団の若い踊り子たちの中に、直接投入したドキュメントだ。

 

ちょっと信じられない。発声練習をしたりダンスもしたりで、劇に王子様役で出演するということだ。

スウェーデンの見目麗しい女の子たちが、レオタード姿で、踊っている。体をクネクネと回して派手な動きで彼を囲んだ。お尻をプリプリしたりしている。

 

その中の1人が、彼と仲良くなって恋人になってあげるそうだ。うそっぽい、そんな流れである。

 

しかし再度見てみると、劇の役をやっていただけであった。

女性との絡みの劇であった。だが、劇の後でも、本当の恋人の様に女は誘い振る舞った。

子供っぽい彼をどこまで侮辱するのか知らぬが、彼の心を開けるのは、本当の恋人でなければ、何の救いがあるどころか、害があるだけではないのか。

 

こんなヤラセをするテレビ局は、人道的に道を踏み間違えているのだ。

 

 

考えてみれば、すっぽこ自身も、、オルグの様な心の持ち主である。

ただ、だからといって、生きて行くしかないが、やはりショックであった!

 

だが、それほど不快な気持ちはない。

真実がわかったことで、諸々のことが冷静に考えられる様になったからだ。

 

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

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