スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ニコラ-テスラ の格言

  深く一つのものを考えようとすると、心が限界に達して弱ってしまうー視野も狭くなる。心の健康については広く浅くの方が良いだろう。

という様な意味合いのことを言っている。尊敬するテスラ様、ワタシを導いてください。

 

今、ケストナーの本を読み始めていて、人生の処方箋という詩集であるが、これは続トットちゃんから知ったことである。

ケストナーは私と同じ病気だったので、驚いたり、喜んだり。二人のロッテとかって昔映画とかもあったですよね。そういう小説も書いてますね。人間らしい勇気やら、人間らしいさみしさやらをそっと、送ってくれる人ですね。ドイツの枯野に咲いた一本のサクラの木ですね。いったいドイツに、桜なんて咲いてるんでしょうか。りんごの木はどこにでもあるそうだけど。

昨日の散歩で見つけたのだが、道脇に一本だけ桜の木があって美しいハナダ色ピンクの花がフワフワと咲いていた。まあ、なんて美しい花なのでしょう。私はすぐにその木が桜だと分かった。まだ若い10年も経っていないほどの木だ。

 

自分の長かった人生のまるっきり出来損ないでなにも成功例のない、ただただ小学生の絵の様なグタグタな人生を思い返し、途方に暮れて

明らかにクレージーになって過去現在未来の時空が混乱してしまい、自分の姿を見失ってしまったようだ。I wonder who i am…。50年間の空白を思うと、ゾッとするしかなかろうーなぜ私は自分を見失って今ったのか?そして取り戻す?ことがいったいできるのか?

多くの疑問に苛まされながら、進んでいくしかないだろう。方法も分からない…。少しだけの書物を頼りに、やってみるべきか。

完璧さはもうもとめてはいない。危険なハメになる前に完璧は捨て去ってしまった。小さい5歳の自分と共に歩いてゆかねばならないのは、なんという心細いことであろうか。確かに5歳の自分は存在したのだから、私にとっては、その事だけが真実であるような気がするのであった。

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