スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ブラックレイン  Black Rain 1989 年

マイケル ダグラス 、 松田優作高倉健若山富三郎、など ヤクザものなら任せてもいい俳優がそろった。英語で喋っていたから、大変だー。

アメリカの警察から来た刑事は、内田裕也の偽ポリスにウカウカと騙されて犯人の優作を引き渡してしまうーその後、本物の警視庁が来て気がつくのだった。優作を探すマイケル達に優作の仲間達が、バイクでやって来るーものすごい暴走族特有の爆音を鳴らして、マイケルの相棒を威嚇して殺してしまった。何が問題なのか、それは、優作らがアメリカで偽ドル札を作っていたからだった。重い犯罪のために捕まった松田は日本に送還されたのだった。そこを束ねていたのが日本のヤクザのドンの若山富三郎だ。何をしてもピクリともしないどっしりしたドンは、最後まで捕まらなかった。優作は、例のバイクで逃走するもマイケルの執念の前には逃げ切れなかった。

高倉健は、警察官の地位も捨ててマイケルの破天荒な捜索に協力していく。

このブラックレインが、松田優作の最後の作品となってしまったが、盛んに週刊誌などで騒がれたものだった。

そういうわけでか、今まで見る事もなかった作品であった。観てみると、なかなかエキサイティングな作品だったし、音楽もよかったかな。ただちょっと怖いハードボイルド風だったので、観ている方もアドレナリンたっぷりなので体の弱い人は見ない方がいいかも。でもそれぐらいワクワク感がありカコイイってことかな。 何事も若気の至りというか、あんな風にバイクを乗り回すことは今じゃ不可能ねと思う。旗をくくりつけていたしね。

もう一回、観たくなる様なヤクザ映画だったよ。ほよよーん。