宮沢賢治が言っている。
無意識から溢れ出るものでなければ、多くは「無力」か「詐欺」である。
そうだ、そうだよね。賢治の作品を敬愛している私は、彼の無意識の世界で飛び遊ぶうちに、少しずつ心が解けていった記憶がある。心を救われたお礼に、ここに、記すことにした。
「冥界からの電話」「私の遺言」など、95才をすぎて現在は98才らしいが。今なお精力的に?エッセイなどを発行して止まらない。
彼女の体験した不思議な事などが書かれているとか。読みたいなあ!この人は「佐藤愛子」だが、長生きしたおかげで、私もあやかりたいと、多くの人が読むようになったのだろう。図書館で借りた本も、なかなか回ってこないこの頃だ。
彼女の兄は詩人のサトウハチロウと言うことで兄弟の七光として文壇デビューしたと思う。
嘘から出たマコトとでも言うのか。長く続ければ、なんでもモノになるものなんだなあ。
肩の凝るような冬の夜は、気兼ねなく読める彼女の軽いエッセイが、必要である。