キャリーは、高校生。家では、母が、宗教に凝り、街でも有名で、迷惑がられていた。
母親は、キャリーを女の子として、ほったらかしにしていて、学校でいじめられても気づかぬふりをしていた。
キャリーも、ダサい女子高生として、時に、いじめられて惨めになるのだった
ある日、学校で一番モテてかっこいい男の子がキャリーの相手になりたいと申し込んできた。
勿論、これは、いじめるための計画であった。カッコいい男の子と一緒に踊るキャリー達は
王子と王女に選ばれて優勝した。
だが待っていたのは、豚の血であった。ステージに上がったキャリーは、豚の血をかけられて血だらけになって、
家に帰った。学校のパーティーでは、皆の笑い者になったのは当然の結果であった。
キャリーには、時々、奇妙な力が現れるようになる。電気が消えたり、物が壊れたり、飛んできたりであった。キャリーが、危機に瀕すると、現れる力。
キャリーは、家で待つ母親をこの力で殺し(母親が、襲ってきたので)、家は遂に燃え尽きたのである。
キャリーをいじめていた級友たちは、彼女の死後、悪夢に苛まされ、眠れなくなって苦しむようになる。
キャリー、キャロライン、キャを使った名前は色々あるが、作者は、スティーブン・キングとか。彼が決めたのか。