スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

殺しのドレス …題名ほどの映画でもあるまいに。

久々に三文映画を楽しむでこちゃんでした。ミステリー物大好きなわたしですからなんでもみちゃいます。へんな娼婦が出てきてこれがなんか興醒めの原因となりました。綺麗な子ですがおばかっぽいしね。

ちょっとセレブの暇してる主婦ですが、どうやら旦那とはさめてしまっていて、それでノイローゼ気味である。精神科医のところへ足繁く通うのである。カネモはやはり科に通うのが日課なのね。自分で解決しようとしないわけよ。まるでカルチャーセンターに通うようなノリであるから。そんでその医者がちょっとカッコえーのだよ。いやそこが問題なんだがね。実は。その複雑〜な顔の精神科医だが、印象に残る顔だわね。いい意味でも、悪い意味でも。
そして欲求不満の塊となったおんなはついつゆきづりの男と一夜を共にしてしまうのだ。彼のアパートだったのでデスクの引出し開けてみると男性宛に「あなたは性病に感染しています。」のメッセージが届いていて、その文字が目に飛び込んでくる。「やばいことになった!」と焦る女を見て、ああ私でなくてよかったと思ってしまいました。不倫や、浮気には大きな代償が含まれている。そう思わせる場面ですね。そのアッパートのエレベーター内で女は殺されてしまう。殺される動機もわからないまま。
バチが当たったのでしょうか。警察と美しすぎる娼婦と、母を殺された息子の3人組が犯人をおいつめていくというストーリー。でもしょうふは変なストーカーにつけられてなかなか犯人のしっぽがつかめない。とうとう彼女の主治医の精神科の医者の所に行ってカルテを盗むことになった。なぜって犯人は彼の患者のなかの一人だということをつきとめたからだ。守秘義務でなかなかカルテをわたそうとしなかったからだ。そこに犯人ががいつもの黒いドレスに金髪巻き毛であらわれる。殺すときは決まってこの黒いドレスを着るのだった。しかしそこに警察が踏み込んんで御用となる。
犯人は、あの教養深い精神科医だったのだ。あの印象のあるバタくさい顔はこの瞬間の為にあったのねー、てなかんじです。
 
彼は多重人格で深い病院へといれられてしまう。しかしそこでも看護婦を絞め殺し其の白衣を奪い着て、外へと復讐に出る。もう怖い物なしの状態の犯人であった。
ヒッチコックのサイコを思い出すし、此れなら、ヒッチコックの「フレンジー」をおすすめしたい。
フレンジーとは狂気、狂乱といった意味である。frenzyはとてもおもしろくて3ぐらいもみてしまった。この黒いドレスはおすすめにはしたくない映画の一つです。まあ偶にはぼけた作品もいいものですけどね。
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上が娼婦、下が精神科医、主人公は良い女だけど抜きました。