フーテンの寅さんこと渥美清と親交のあった黒柳徹子と、山田洋次が対談する番組。山田洋次が、意外にも元気そうで、安心した。この前の映画、「こんにちは母さん」では、吉永小百合主演で、クタクタの監督の姿があった。「母よ暮らせば」というのもあったらしい。二宮出演だ。原爆の話らしいで。
父と暮らせばのパクリかな?父と-はすばらしい映画でしたよ。最後のどんでん返しがすごすぎるのです。
監督は渥美清との色々な思い出やエピソードとても上手にかくしゃくと話しておったーそれをうける黒柳も上手い!の一言であったーこの二人の知的対談は見ていても聞いていてもスッキリしたお茶のように、濁りもなく変な味付けもなく、素晴らしいトークだったと思う。この二人だからできたであろうものだったと思うー出過ぎることなく、また欠損もなく、トークの運びはさすが黒柳であったし、山田洋次も頭の良い人だから話に変な無駄もなく、まあ、カットされたり編集はあったかもだが。
渥美清の人生については多くの人が語っていると思うので、はしょります。
どちらにしても、思い出話を喋るのは難しいことだなのに、うまくまとめられていた。
岡田真澄や、中村八大など錚々たるメンバーで、やっていたテレビ、でも渥美はよく待ち合わせに遅刻して若い黒柳ににおこられていたそうです。
最近また寅さんをやっていて、今日は吉永小百合のやつを見ましたーみんな若くて、監督も張り切ってやっているのが分かる運びとなっていた。
後半最後の頃に、渥美清の少年に宛てた音声テープの手紙が流された。子供の時から病弱であった 渥美は、手紙をくれた少年に、健康に気をつけて日々暮らすことを述べる。そして苦しい時は、もっともっと大変な人たちがいることに思いを馳せてほしいと言ったのだった。本人の体験からのアドバイスであっただろう。