スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ジュディー  虹の彼方に   2020年  レニー・ゼルウィガー主演  ルパートグールド監督

ジュディ・ガーランドは、オズの魔法使いの主役の女の子だったが、会社のお金儲けのためにいいように扱われて、厳しいダイエットと、薬漬けの人間にされていた。監視の目は厳しく、お菓子などは一切禁止されていた。

それで、オズは大成功したのだが、その後が全くのメチャクチャである。映画「スター誕生」までやっと漕ぎ着けたが、その映画もおそろしいほど、暗い影のある映画となった。まるで彼女の人生そのままのような…。

この困惑した混乱したジュディの人生を女優レニーゼルウィガーが演じる。酒と薬のダブル飲みで舞台もままならず、ヤジが飛びかった。やっとロンドン公演にありつくも、その間にも離婚結婚を繰り返す。2人の子供を溺愛もしたがじぶんの人生はまともではなかった。

こんなことを言っている間にも、このブログは、ただジュディの悪口のみの文章で埋め尽くされるであろう。

ゼルウィガーの演じた部分は、中年以降のジュディだった。ライザミネリとなる娘と、かわいい息子を食べさせられず、親権を手放す。ロンドン公演では、最後に、虹の彼方にを歌った。歌は結構楽しいナンバーも含まれていた。

 

レニーのポッチャリした童顔はギスギスの疲れ切ったおばさんに変えられていた。

本当のジュディの姿ではなかっただろう。真娘のライザミネリも、この映画の内容を認められない!と言っているらしい。

こんな映画、良くなかったなあ。