クロマティカ(chromatica)というガガのアルバム。
ピンクピンク(shopking pink)の綺麗な色のレオタードで踊るガガ、髪の毛も薄いピンクに染めている。
あなたのバカな愛が欲しい、と歌っている。馬鹿な愛?単純大胆な愛ということかーそんなもん誰だって、欲しがるわ。
コロナのシェイドみたよなもの被ったり、宇宙服の様な金属的服、リップに、石の様なソリッドな物体をつけたりと、未来都市からきた様な未来のファッションがウケる。それを着たまま、ガガはバリバリ踊っている。
このような天分は生来のものだろう。
周りのダンサーも緊張を強いられて大変そうだ。気も抜けないダンス、チャーミングな振り付けで、一人一人が個性的に動かなくてはならない。一瞬のミスが命取りで、きっと指摘されたら、ダンスから抜けなくてはならないかもしれない。
だから彼らは、本気で踊っている。その活気が美しいダンスを輝かせるのだろう。
しかしやはりトップで踊っているのは、ガガである。動きがうまくて速く、脚が一番高く上がっているのもガガだ。
ダンスにには相当入れ上げている。
私なら、あのようにピョンピヨン飛んだら、ちびるのがわかっている。
10年前のガガは若く冒険的で、危険な香りを前面に出していた。でもなんか、アホっぽかった。
このクロマティカでは、自由を歌った曲もあり、成熟したガガが楽しめる。