スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

アトミック・ブロンド 2017年 ディヴィッド リーチ監督

とてもスマートなかっこいい女スパイが、東ドイツへ、スパイとして潜り込む。

予想した通りのヴィジュアル映画である。

まだベルリンの壁が存在していた頃で、ドイツは、ソ連アメリカ、イギリス、フランスなどからあらゆる干渉を受けていたようだ。その辺りの事情はよくわからないのだが。

スパイといっても、あまりにクールで、美しい女なので、どこを歩いても超目立って半端ないのです。

 こんなに目立って、スパイとして大丈夫なのかなあ、と、皆さんも心配になるでしょう。

着てる洋服は、なんか凄いし、カッコいいブーツなんかシャキッと履いて、街へお出かけする。もち仕事のためだが、モデルが、自分を見せびらかせて歩いているとしか見えない。

美しい脚だなあ。

 

味方のスパイのリストが敵に盗まれて、それを追いかける主人公(シャーリーズ   セロン)に降りかかるさまざまな災難と暴力と深い疑惑。誰を信じて良いのか分からない状態で、彼女は進んでいく。

大きな男達とのヴァイオレンス攻防戦でも、彼女はガンガンやっつけていく。空手、柔道、ボクシング、

ナイフ、銃、を使い、殴られながら進むのでもう血だらけである。

これも、監督の趣味だから、仕方ないのかも。

同情しながらも、なんか不思議な感じだ。

 

 とうとうスパイのリストを奪還し、国(イギリス)へ帰る。

そこでも裏切られる、(最初から裏切られていたのだが)、彼女は黙って、飛行機に乗り、何処かへきえてゆく。

 

その頃には既に、ベルリンの壁は、破壊され、ドイツは統一へと向かっていた。

彼女の働きは、何だったのか、と肩を落とすが、でもまあ、これだけファッションを身にまとい、

風を切って歩いたんだからいいんじゃないの?可愛い後輩女スパイとの情事も盛ってあり、

ミュージックが今風で、良かったですね。

モード雑誌を見る気分で気軽に見るようなムービー。

 

 

アトミック・ブロンド [DVD]

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