どこにでもいるセールスマンの中年が、これまた中年兄弟が営業するハンバーガーの店に遭遇する。そ店の名前は「マクドナルド ハンバーガー」であった。その速さと旨さに大きな衝撃をうけたセールスマンは、絶対に成功すると信じて野心をメラメラ燃やし続けて、アメリカ中に、フランチャイズのマクドナルドハンバーガー店を展開してしまう。
最後には、兄弟が持っていた「マクドナルド」という商標も買い込んで、すっかり創業者になってしまったのだ。
良いとも悪いとも言えない。本人は、弱肉強食の世の中でできるだけのことをしたまでであった。
色々な問題を乗り越えて、ガンガンいっている時は面白いかもと思ったが、本物の創始者を追い出してしまうくだりは本当のことであるのか、割り切れない矛盾が残るのだった。
みなさんがどう思われるかは自由である。
この監督は、ケビンコスナー主演のパーフェクトワールドを撮った監督だが、相変わらず、最後は、悲しくどんよりとした気持ちになるような映画を作った。
思うに、スッポコは、マクドナルドが、大好きだ。あの寛いだ雰囲気がいい。
また食材も防腐剤が入っていないような気がする。これにコテコテの防腐剤入りのバーガーであったら、こんなにも売れていないのでは?
だが肉類の扱いは慎重にしてほしい。
老人、子供連れ、学生、誰でも選り好みしない平等さが、1番の人気の理由ではないだろうか。