スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

ブリッジ オブ スパイ 2015年 スピルバーグ監督

トムハンクス主演で、アカデミー賞を得た作品。少し重厚な作品になっていて、それは、ロシアとアメリカの冷戦を描いているからだろう。色々な場面で俳優らが重々しい演技をして本当に怖い話のように思えてくる。

ロシアのスパイとして、米で捕まったアベルという男は、初老の大人しそうな男であった。だが、なかなか、したたかなスパイであったろうという感じで、口を割らないのである。死刑はほとんど決定されたようなもの。

だが弁護士のドノバンが、指名されこのスパイを助けることになる。

またこの話は実話に基づくものである。ドノバンの人道的な勇気と働きで、アメリカ人の捕虜と学生を、このアベルと交換で、助け出すという、作戦をドノバンは考えた。誰の命も損なわない作戦。

一つ間違えば、全てが水の泡になる。そんな緊張の場面が続く中、遂に捕虜の交換に成功して皆が無事に帰ってくる。アベルもロシアに引き取られ、平民になって静かに暮らしたと言うことだ。

 

弱いものを守ろうとする強い決意は、冷たくなっているスパイの心をも動かした。

ドノバンの熱意は人間の信頼というものを生み、人が人を信頼するということの危うさと、素晴らしさの

間に立ってハラハラする。ロシア側も遂に、約束に応じる。

自国を決して売らないスパイ役の俳優は男優助演賞をうけた。

トムハンクスファンであれば、見て損は無い作品になっている。