犬の映画をついに見てしまったーやはり可愛いものだ。若い時と、今では犬に関しての気持ちが違ってきている。子供の頃は動物を残酷に扱ったものだ。だから懺悔のつもりもあった。犬の寿命が尽きて、その度に違った犬種に蘇る犬であった。何周かして、とうとう初めの時の飼い主の男性に会うことができた。男性イーサンは少年の頃迷い犬のようなボクを拾って育ててくれた命の恩人だ。何度生まれ変わっても忘れることは出来ない。イーサンはおじさんになっていて恋人と別れて、一人寂しく農場をやっていた。イーサンの両親ももういない
。次々と起こる奇跡のような出会い。イーサンもついに、ボクだということに気がついてくれた。それはそうだ、だって何十年も経ってしまっていたのだもの。