久しぶりに、やくざけいのえいがだ。病院でであったアニキにおしえてもらったのだ。孤児になったタオカは、親戚の叔父叔母に育てられ、ひどい生活を強いられ耐えてきた。
大人になって、まちでであったやくざに、はらいっぱい、米の飯を食わせてもらう。初めてのことでもあり、とても感げきしてすぐに弟子入りして、雑用係のゴンゾウとしてくらしたが、そのうちおやぶんたちが、彼に目をかけてくれるようにまでなってゆく。
重要な役に選ばれたりして少しずつ出世してゆき、どんなむずかしい任務も、うまうまとやってしまうため、かえって親分からまで、嫌われてゆく。やはり、平凡ないきかたが、いちばんかしこいのかもしれない。
最後には騙されて、弟子の文太を刺してしまい、また監獄へと入っていった。懲役7年であった。
これであにきとの約束は、はたしたぜ。なあ。