広瀬すず、真剣佑、若手の俳優陣でかためた映画。若々しく作られていているが部活ものだが、広瀬すずは場数を踏んだ玄人だ。
天海祐希先生が仕切るチアダンスのチームは、アメリカで優勝というすごい目標を掲げて、日々限界を超えるような訓練をしている。
はじめは、指導が気に食わないと多くの部員が辞めたが、素人ばかりが残って、皆 必死にやるしかなかった。
すずも初めてのダンスに、右往左往しながら、でも笑顔だけは最高だと褒められた。
県大会で、頑張っていたが、負けてしまう。次の大会では優勝し、うまく、なっていった。
ついに、アメリカに出発、といっても、ロスアンゼルスでアメリカのすごいチームばかりで、ようやく最下位で予選に滑り込む。
その夜、天海先生はチームの皆を呼んで、センターに、鈴が立つようにと命じた。
今までは、部長のアヤノが、センターで皆をひっぱっていたが、次の決勝では、アヤノでは勝てないと
はっきり言い切るのだった。アヤノは実写大の役のようで、本当、気の毒。
アヤノはショックで震えた。今まで、部長として、アメリカに来るまでの苦労と努力が思い出された。
だが、時間は待ってくれない。アヤノは、スズにセンターを任す事を決意して決勝に臨んだ。
決勝では、皆が一団となって、楽しく笑顔で、踊りまくることができた。
楽しい踊りは、見る人達にも伝わって行き、アメリカの会場では大きなどよめきが起きる。
日本で、画面を見て応援していた学校の先生や生徒も興奮して踊りだす始末。
そして優勝。すっきりと楽しい青春時代を思い出す人もあるだろう。
わたしにはそんな青春は一欠片もないので、成る程とおもってみた。
いろんな子がいてそれがおもしろかった。