元々は1962年にディランが書いた曲らしいが、1964年にアニマルズが歌って大ヒットさせた。
陰惨なみじめなポアーな少年もしくは少女の住む家のことで、ここではすでに身を持ち崩した若者が徘徊している。場所はニューオリンズのどこかである。
樹木希林の旦那の内田裕也が歌っていて、そうそう、この人ロッカーで歌うまかったのに!とよく知らないのだが、ちょっと調べたりした。内田はほぼテレビでは歌っていなかったね。若い時からひょろっとしていて、ときどき映画にも出ている。今度借りて見る予定にしている。
彼はロックを叫びつづけてうん10年である。ジョンレノンやヨーコとも親交があったので樹木希林はヨーコとまあ親友であった。
樹木希林は内田の身勝手と横暴さに振り回されて女としてヘトヘトになった。
振り回されまいとしても、気がつけばいつも困惑と混乱の渦の中にいたと思う。
とても気の毒だ。
がんになったのだって彼のせいではないのか?女がいっぱいいたんだろ?
そりゃ、耐えきれませんわ。
でも内田の歌うrising sunn はカッコイイな。
there is a house in New Orleans they call the rising sun
and it’s been the ruin of many a poor boy
and God i know i’m one
ディランはgirlと書いたが、アニマルズではboyになっている。
どちらでも似たような感じだと思う。
青春を無駄にして罪な生活ばかりで身を滅ぼして行く若者たちへの非難のうたではない。
社会が悪いといった風にも聞こえるよ。
ボブディランの凝ったギターと風が唸るような声が重なる。
好き嫌いはともかく、ワテはアニマルズで行くよ。不良を気取らねば歌えない曲のようだ。
だがこの歌はほんとヒットしたよ。みんなの心を掴んだと言える。
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