ステキですね。この監督は、思い出のマーニーも監督しました。本当、ウットリですね。
ただ、何度もテレビ放送していたのに、本気になれず、途中でリタイアーばかりしてたのです。
背嚢を背負ったような父親に、少しギョッとしたが、よく見れば、ケビンコスナーばりの美男子でほっとしたよ。ママは、なんだか近所のうるさいオバチャマ風で、どうしてもママには見えませんでしたね。お手伝いさんの声は、樹木希林です。
心臓に欠陥のある、薄命そうな男の子がでてくるの。自分でも、もう長くないかもと、おもっている。
その家の縁の下に、住み着いている、小人の妖精が、ウロウロして、ついつい、男の子に見つかってしまうのです。そして、この病気の元気のない男の子と仲良しになっていくのだが、この家の先祖には昔から言い伝えがあって、小人を見たという、じい様などがいたのだ。
そのじい様も、小人に救われたとかいう、いい伝えがあった。
そういう下地があって、この妖精は、まあ、座敷童のような存在なのだろう。
この遠慮がちに動く男の子は、心臓が悪いために、老人のようにそろそろとしか動けないのだ
この少年の生活は、閉じられていて、したいこともできず、走ることもできない、一体何を信じたらいいんだ?まるで、心を病んだ人間にも近いものがそこには見えるのだ。心を病んだものは、やはり何もできず、人並みに、歩くことや、走ることもできない。
若くして身体に欠陥を持つことの厳しさと苦悩は計りしれない。
まあ、良かった。この少年はきっと元気になって生きて行くことができるだろう。
アリエッテイのことも、決して忘れない。
スッポコはそんな風に楽観的に考えているのだが、どうであろうか。
この繊細なテーマの運び手の米林監督とは凄い人だと、感心している。
歌は セシル コルベルという、フランスの、女の子。ハープも弾ける。
すごくテレビで 宣伝してたよね。異国少女の歌もよかったね。
- アーティスト: セシル・コルベル
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2010/07/14
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 101回
- この商品を含むブログ (51件) を見る