ちょっと惜しいけどダメな映画かな。 変わった作り方で、新鮮な気がしたのだが、それは浜田岳を中心に置いているからだろうか。 かつて将棋のドラマでファンになって 森田剛のこと好きだったのでこの映画も気になっていた。というか、話題になっていたというか、森田自身が異常に舞い上がっていたので見たのだ。最初から終わりまで、なんか森田はただの殺人鬼であり、ただの異常者である。浜田の人となりはよく理解できるのに。
高校時代のいじめからこころを病んだ若者森田が人を殺して行くんだが、濱田岳やムロツヨシが、脇を固めているおかげで、なんとかストーリーぽくなっている。だいたいこんなことできるんだったら、初めからイジメられるかなあ。いじめの側についていた浜田らは、森田に恨まれて殺されそうになる。浜田独特の天然演技がおかしいのである。こんなやついるよね。ダッサいけど、おもしろい人、結構抜け目のない人物。
監督の名前がすかんのじゃ。なに?この女の腐ったような。どうりで、まともな写真も取れんのじゃ。題名もなんじゃいなこれ。誰がヒメアノ〜ルに当てはまるのか、わからない。