スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

小さい時は、ブランコがあって

小さい時はブランコがあって、それに乗ったら、もう最高で、天国だ。

幼稚園でも小学校でも、並びができて順番待ちの騒ぎだ。

高く、誰よりも高く上がるブランコ、それは一つ下の女の子のブランコ。

でも落ちたら、多分首の骨を折るだろうよ。

なにをしても褒められないスッポコは、乗れるだけでよかったんだ。

でもすぐに降りて次の人に代わる。

日曜日は独占かなと、出かけてみると、女の子の姉妹の先客がいた。

美しい姉妹だ。こまっシャックれた女の子、何の因果で、そんなに大きな顔で威張っているんだい?

姉がいるってだけで、いばるの?ふーん、そんなものなんか。

 

桜の花が散っている。あたり一面散っている。なのに誰も其れをすくわない。

 

 

そんな人情もない彼らだったな。