スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ミセスハリスパリへ行く

これはクリスチャン-ディオールに魅せられた中年のおばさんのが主人公です。目尻の皺を隠そうともしない中年のお手伝いさんでした。この勤労夫人はセッセとコツコツとお金をためてクリスチャン ディオールの正当なドレスを手に入れるためでした。オートクチュールというのだろうか、これは注文から仕立てと丁寧だが時間もかかるものだった。美しいドレスは、パリのChristian  Diorの本店に乗り込んだ。だがファッションショウを見ることさえできず、異端者のように入店を拒否されてしまう。

うろうろしている間に、ある紳士が一緒に見ようと付き添い入店してショウを見ることができた。

素敵なドレスが数々出てくる中で、特に気に入ったものを一点買付けに、持ち金全てをバッグからとりだした。彼女の意気込みに本気を感じて店の人たちも何とか首を縦に振る。

その後まだパリに逗留して自国に帰らないハリスおばさんは、自分のドレスを、若いモデルに貸してやる羽目にーその後、モデルの不注意からドレスは燃えてしまうーこのニュースが、新聞に大々的に載ってディオールの評判が上がっていったのだ。

実は古臭いオートクチュールはだんだん人気がなくなってきたのだが、このニュースで多くの注文が入るようになって大喜びー店に貢献したハリスには、新しいドレスが送られてきたのだった。

  ドレスのことは詳しくわからないのだが、ディオールの化粧品はワタシも欲しいと思っている。

今でもディオールのコスメは売れ筋でありやはり強い人気があるという。品質が素晴らしいのだという。