二人のそっくりさんの二重生活が始まる。口裂け女の芳根と、ニナという女優(タオ)は、そっくりな顔であった。不思議な魔法で、口裂けの傷は消えてゆくが、もう一人の顔にに、傷が出てくるという鬱陶しい話だ。
口裂け女のかさねは女優のニナになりすまし、舞台に、映画にと大活躍を始めだす。恋人もできて、幸せな人生を謳歌。
最後の大舞台のサロメでは、王の娘サロメをみごとに演じ切る。サロメのダンスは、とても上手で、多分タオが舞っている。
最後はどっちがどっちか、もう分かんない。ダンスが上手い方がタオかなと思ったり。
エクソサイズで鍛え抜いたタオの美しいスタイルは逸品である。
よし根は、ネクラの累を演じ、これも綺麗で美しかった。いろいろ問題のあるストーリーだったので、もっと分かりやすくメリハリをつけておけば、きっともっと素敵な作品になっていたと思う。
ステイホームだからといって、何でもかんでも、いいだろうといい加減な作り物を提供されても私らも困るわな。