事故の後ロボトミー警察官として改造されたエマは、ある警察署に勤務している。
誰も彼女がロボトミーだと知らされていないのだが、署長がこのエマが普通ではないことに気がついて
本社へと出向きロボトミーだと言うことを知る。彼女はあらゆる知識を兼ね備えていた。また運動神経が抜群で時速60キロで走ることができる心強い警察官であった。ただ彼女のことは極秘であった。
署長のみが知ることになった。この署長は気のいい優しいおっさんのように見えて何やら頼りないが、長年の感は冴えていた。うつくしいエマと浮気しそうでしないので、まずスッキリしないのだが。
厳しく美しい奥さんがいるので、身動きできそうにない。
早速殺人事件現場に出向いたエマは、死体から、いろんな事実を分析して行った。
そして最終的に真犯人を見つけるのだった。
美しいが機械のような心の女性エマ。恋も、愛もジョークも知らなかった。
また次の殺人が医大で起こる。医大は厳しく恐ろしいやりとりが学生間で行われていた。
そこに医大生として侵入するエマ。
髪を下ろすと、超きれいだ。すぐに医大生のパーティーで薬のやりとりがあった。
薬の売人を探し出しいろいろ聞き出す。そしてそこでも真犯人を探し出した。
こんな体のエマでも、やはりどこか人間の血が流れている。子供の頃の一枚の写真をじっと見つめるエマ、どこかさみしそう、何か思い出そうとしているかのようだ。なんか感極まる感じでもある。
両親と写っている。だが両親は交通事故で亡くなったのだ。エマだけが助かりロボトミー警察官として生き残ったのだ。