ドウェインジョンソンという俳優で、ものすごいマッチョな大男だ。
戦いに明け暮れる男である。
この人が、ヘラクレスで仲間たち数人で、旅をしているらしい。お金を稼いで、飲み食いするそんな放浪の戦士達。
彼らはヘラクレスも戦争孤児のようなもので、皆ヘラクレスに助けられていて、彼を慕っていた。
ヘラクレスは神話のゼウスの子、ゼウスと人間の間に生まれた宿命にあった。
だがそれも、本当なのか、作り話なのか、本人にも、誰にもわからないままなのである。
だから最後まで、神は出てこないし、ヘラクレスが危機にあっても、救いにも来ない。
彼は、自分が、本当は誰なのか知らないのだ。だが、友のために、愛する人々のために、戦う彼であった。
王様の兵隊を訓練して、強い軍隊に仕上げた。訓練風景は、一番面白いと思った。神の命令ではなく、人間ヘラクレスの罵声が飛ぶ。
多くの軍隊を引き連れて、山や、丘を進軍した。それは美しく壮大なスケールである。そして戦いに勝つ。
だが、王様に裏切られて、殺されそうになる、が、なんとか実力で勝ち残る。
自分はやはり神の子ヘラクレスだと思うのだった。いや思うことで、実力以上の力が湧き出た。
大きな石などを持ち上げて見せたり、戦場では、戦車並みの働きをする。
激しい戦いが続き、見ている方も、手に汗を握る。ワテは即席ラーメンをすすって見ていたが、なんか、やばかった。ラーメンなんか食べてる場合じゃない程の乱闘になる。
でもヘラクレスの軍が勝ったようだ。ただ、わては、アドレナリン過多で血圧が上がるのが、嫌だった。
ワオー!と叫んでライオンのカツラをかぶって、大きな棍棒を振り回すヘラクレス!
困ったなあ、絶対血圧上がる映画だろう。