うだつの上がらない豊川刑事は、麻薬の捜査で、新人の中村を従えて、現場へゆく。とよかわの同期の者たちは、とっくに、出世して豊川を見下すのだった。
犯人はなかなか見つからず、腹が減って、コンビニで買い物、トイレをする間に、うっかりも良いことに、拳銃をトイレに置き忘れていた。それを拾ったのは偶然にも、麻薬犯人らと微妙な関わりのある男たちだった。人質にした女も加わって、ヒッチャカメッチャカのドタバタが続くが、結局なのも知らず、何もしない流儀のマッタリ豊川のおかげで、麻薬の犯人は逃げ出し、拳銃も返ってくる。
何もせずに、ただウダウダ、パトカーの中で、しゃべっていて夜を明かした二人。豊川の先輩ぶった人生論やらが中村には、アホくさく聞こえる事もあったが、なんとか危機を脱した二人であった。
中年に達したトヨエツのシブすぎる演技が見ものかな。
