スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

シン・ゴジラ 2016年 庵野 秀明監督 & 特技監督 樋口真嗣監督

庵野監督は、風立ちぬの主人公の声優だった人だ。へえー。

シンゴジラは、宣伝が大きくて、結構な人数が見たといっていたのは、本当だったのだろうか。

何か警察物のような感じの映画で,犯人は何処にいるんだ、といった緊迫した空気でパトカーが何十台も、自衛隊の戦車が何十台も連なって出てくるのが見ものである。

レインボウブリッジを閉鎖せよ、のような雰囲気になってしまっている。

それが面白いと思う人もたくさんいる。

特撮は面白いし、これどうやって作ったんだろうと考えてしまうものが多かった。

突如として海の中から現れた怪獣ゴシラは、なんのために、現れたのか!?

 

ゴジラの外見は、やはり爬虫類のそれで、黒いトカゲのような形に、長い尻尾があり、ヤモリにも見える。

腹の側面は蛇腹に割れていて赤くモクモクと動き、気味が悪く、醜い畜生の姿を強く表している。

この醜い生物は、海に現れて、船を壊し、陸に上がって都心のビルなどをドシドシと壊して行く。

その間にも進化を続け、より大きくでかくなるばかりだった。

爆撃を受けると怒って、放射線を出すようになっていった。

政府は、国中の生物学者を呼んで、対策を考えたが、このような生物を、誰も見たことがなかったので

解決策は出てこない。

自衛隊の陸軍、空軍を要請して、なんとかゴジラを凹まそうと作戦を練っていった。

 

これらの過程が、まるで、実際の戦争が起こったらのリハーサルのように見えるのだった。

閣僚の動き、アメリカフランスなどとの連携救助要請、はやるアメリカ、自衛隊の無制限活用とか、いろいろ、問題がある中、放射線を受けて、総理大臣、閣僚は死んでしまう。

空白になった政府陣を埋めるため、あまり力のない平泉成が、総理として選ばれた。

 

最終的には、ゴジラ凍結作戦をあみだした。ヤシオリ作戦と言って、ヤマタノオロチ退治に因んだ、酒のことを言うらしい。

でっかいクレーン車で凍結剤をゴジラの口から注いで行くのだ。日本中の化学会社から大量の凍結剤を集めて集結させた。

全員、防護服を着て、放射能が当たらないようにしての出動であった。

指揮をとるのは、長谷川博己だ。この国民を守るために。

お相手の石原さとみは、アメリカ大使の役。変な英語を振りまくので、まいってしまう。

日本語のセリフも、変になまっていて聞こえづらかった。

 

ついにゴジラは凍結され、カチカチになって止まってしまった。

だがいつ生き返るかもわからない、という状態で止まったままなのであった。

 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ