「千早振る 神代もきかず竜田川からくれないに水くくるとは。」
:在原業平(ありわらのなりひら)
たくさんの紅葉が、川面に流れて浮かんでいる。これは布を赤く染める時の赤い布をくくった手法の様に見える。このようにたくさんの赤いもみじ、神世の昔からあった試しのないほど美しいではないか。
枕詞のちはやふるを使った映画。若い俳優ばかりで、誰なのか分からへん。
広瀬すずほか、賀来賢人、野村周平(太一) 新田真剣 佑(あらた)などが出る。
今回はすずが、百人一首かるたの頂天の、クイーンになれるかどうかという筋書き。
すずを巡って、男二人が絡み、勝負する三角関係で、勝負もだが、恋の勝ち負けも掛かっていて、ヒヤヒヤとする勝負となる。
すずは。誰を選ぶのか? 近くにいる太一か、遠くにいる新か、二人とも、すずに恋しているが、すずはどちらが好きなのかな。
太一は、新たと戦って、最後には勝つ。その勝ち方は、本当にカルタを愛している人間だけが、できる技であった。
喜ぶチーム。気もそぞろな三角関係の三人。
最後まであやふやで、おわり。
すずの制服姿、痩せた足と贅肉のほぼない締まった腰回り。顔だけだとわからんが、体の作りは華奢で、しっかり管理された、やっぱ女優さんなんだと改めて思う。
朝ドラは、全然期待していないが。