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スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

イングリッシュペイシェント 1996年

f:id:dekochanya:20160129204708j:imageアカデミー賞を受けてからもう10年にもなるのね。見なくてはと思っていたが、看護婦と患者のお決まりのストーリーならつまらないしなあと思いつつ、また当時はこの映画のことで持ちきりで、どこを向いても「The English pacient 」 の話が渦巻いていて、ちょっと面食らっていたせいもある。

ものすごい宣伝がされていたのだ。
ハンガリーの公爵の家柄の男の考古学者が不倫の果てに飛行機から落ちて全身重度の火傷を負い、記憶障害になり、野戦病院に運ばれてくる。移動の途中で、看護師のハナは、ある廃墟に彼を連れて行き、看病にかかる。彼はまったく良くならず、死ぬかもしれぬ運命だった。良くなって、看護師と、仲良くなって結婚して、と考えていた私は、アテが外れてしまった。看護師は、患者が好きになって、道ならぬ恋に涙する。それなのに、そこで働いていたインド人と結ばれて、この廃墟を去って行くのだから、ちょっとわけがわかりませんでした。苦しそうで手だけしか動かせない体の彼は、マゾの餌食になりそうで好き勝手できそうで怖すぎる。しかも患者は、あのハンサムな、レイフ ファイン様でした。別に(様)つけなくてもいいが。アルマシーという名前もわざとらしくて、おかしげだよね。
看護師の方は、ジュリエット   ビノシュさんで、映画ショコラに出てたよね、ぜんぜんおもろなかったが。ビノシュは、金麦の団令子(宝塚出身)に似た能天気な演技である。
動けない彼はベッドの上で、記憶が少しずつ戻ってくる。
彼は不倫してたことを切れ切れに思い出す。自分がハンガリーの伯爵であることも、おもいだす。
ぜんぜん、イングリッシュではないというのがミソか。
彼の不倫相手の奥様は、いいとこの家の考古学者で、彼の論文も読むような学者である。が砂漠では全く役に立たない女で、考古学者なら砂漠での発掘など慣れていないと始まらないはずであるが、私は、何もできませんと自分で言ったりしていて、腹が立ってくる。女でもやる人はやるんだよ。たぶん。
色ボケで、役立たずかね。もうやめてよ、ほんと。何しにアフリカの砂漠まで来たのよ。あんたも考古学者の端くれでしょうが。
しかもこの女優は、「ずっとあなたを愛してる」のクリスティン スコットだって言うからもう処置なし。もっと美しい女優さんいるでしょう?!これの旦那は、国王のスピーチの国王役のコリン ファースである。妻を寝取られても、静かに苦しみをかみつぶし、知らぬふりをするのだった。
しかしとうとう彼の我慢も破られる時がくる。あまりにアルマシーを愛しすぎた妻を見ていることが、つらすぎて、げんかいを超えていたのだ。
彼は奥さんを飛行機に乗せて、砂漠に墜落させてしまう。わざとだろうか。悪い奴だ。それを知ったアルマシーは飛行機に乗って助けに行く。彼は敵味方の国籍などどうでもよかった。早く女を助けににいくことしか頭になかった。だが、
既に彼女は、息絶えていた。彼あての手紙が書かれていた。彼女が死んだのは
彼の国籍が、イギリスでなくハンガリーであったため イギリス軍に拘束され、とても手間取っって、行くのが遅くなったためだとアルマシーは考えた。
自分がもっと早く着いていたら、女は助かったのにと。これで戦争の悲劇とか、国籍を超えた映画とかっていわれてる。何故だろう。バッカみたい。
アルマシーは、死んだ女を抱き、乗ってきたイギリスの飛行機に乗せて、旅立つ。もう心中だ。死体と心中っていうのも変だが。
   そいで、その飛行機、ドイツ軍に打たれて、落ちちゃうの。そんで大火傷の、重症患者になっちゃったってこと。
なんでこんなに分かりにくい筋書きにしてあるのか、謎であるよこの映画。
それであのプロローグですからね。壁画の絵を長々と書いて、どんなスペクタクル長編かと期待させてさ。まあまあそんなにおこるなよ、と自重するスッポコ谷である。
追記、ペイシェントは看護師が、モルヒネをいっぱい注射して、逃げる前に安楽死させていました。
彼もそれを望んだのでした。
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