スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

カフェ歩き

山の少し高いところにあるカフェに、久々に行った。この前行ったのはもう二年前だ。

寒すぎたり、暑すぎたりで落ち着かなくて、車から、ミニ毛布を持ち出したり、手袋をしたが、まだ寒くて、マフラーを鼻まで上げてヒーヒー行ってコーヒーを待つ。やっと来たコーヒーの味も覚えていない。

 

 

 

今年の春が来て、また行ったのだが、良いお天気の小春日和であったので、さて美味しいコーヒーでもと、ちょっと期待した。

コーヒーの味は、はてな?という感じであった。まずカップが、冷たかった。お店で出すならカップを温めてよね。

田舎なので、適当な店が多い。美味しいコーヒーと、書いてあるのに、なぜこんなに、変な味なのかな。最悪カビ臭かったり、カップにろうそくや線香の香りが移った物まである。

こんなことでいいのか!お客の身になって、部屋の温度を調節したり、空気を変えたり、コーヒーを美味しく入れる技を、勉強し直して欲しいものだす。

本当はコーヒーの起源も栽培も、何も知らない私がいうのも口幅ったいのだっけど、ほんとコーヒーが勿体無いよ。

 

 

 

 


 

 

 

 


 

 

 

 



風 立ちぬ 2013年 宮崎駿監督

 

風立ちぬ [DVD]

風立ちぬ [DVD]

 

 


1923年の関東大地震後、第二次世界大戦に進んでいくのだった。

その頃、堀越二郎という若い男がいた。

彼は帝大の飛行機設計の研究にたずさわっていた若者であった。彼は実在の人であり、堀越という苗字と、堀辰雄という作家とが重なっている物語である。

「風たちぬ、いざ生きめやも  」 (めやも)というのは,できるだろうか、いやできはしない。という反語を含み、おかしな解釈となってしまう。いや、出来ぬかもしれない、ぐらいの意味であろうか。

大人になって国の航空機作りの場に入る。

ここで、アメリカなどに負けないような零戦雷電などの戦闘機を作るようになる。

その頃、教授の娘と知り合い、婚約するも、彼女は結核に侵されていて、山のサナトリウムに入院してしまう。

悲しく、短い結婚生活であった。

彼女は血を吐き若くして死んでしまう。堀辰雄の、原作でも、やはり、女が、結核で死ぬ話だ。

愛し合いながら、病気のために引き裂かれる若い男女が描かれている。軽井沢での出来事だから、お金持ちのお嬢さんだな。

 

堀越は、子供の頃から空を飛ぶ飛行機に異常な興味を持ち、大学中もその研究をして国の機関に入ったエリートであった。

 

国はかれに戦争に使う飛行機を作ることを命令した。

同盟国のドイツにも派遣され、航空工学を見学して、日本がまだとても遅れていることを見て来たのだった。

 

飛行機の仕事に、人生を捧げた彼であった。彼の心にはただ子供の頃の純粋な楽しい夢を叶えるためのものだったのに、それが戦争に利用されたのだった。その憤りと虚無感は、大きい。

 

監督が、強い反戦の意味を込めて、この作品をを作っていることがわかるし、レクイエムである。

全体的に何かとても暗く、大きな力を持って迫ってくる、作品である。つまり圧倒される。

 

彼が設計した飛行機たちは、戦争のためのものであり、すべて帰ってこなかった。

美しい飛行機たちは、ただ、ただ、黒い戦火のためのものであった。その虚しさが、大空を突き抜けてとんでいく。

 

死んで行った妻の夢を見た。広い平原で、手を振る彼女。

「生きていてね。あなたはいきるのよ!」と彼女は言った。

 

少なくとも、1人の女を死ぬ前に、幸福にした。

戦争の中、忙しい仕事中、彼は、彼女の夫であろうと努めたのだった。

いざ、生きめやも。

デカプリオの、エイビエイターという映画があったが、これも飛行機に イカレタ男が描かれていた。飛行機ってなぜ、イカレてしまうの?

 

プルコルハルムの青い影という、曲にそっくりな松任谷の曲、あのプルコルハルムの不可解な歌詞は、今も不滅である。

the shade of pale  である。なぜこんなにも似ているのかということだ。

the whiter shade of pale  だったかも。

 

A WHITER SHADE OF PALE

A WHITER SHADE OF PALE

 

 

 

 

 

 

プレッピーコネクション 2015年 ジョセフ カステロ監督

アメリかの上流階級の子供らの学校、プレパラトリースクール、略してプレップスクールは、私立の名門があるそうで、そこは、上院議員の子息などが入学してくる浮世離れした特別な場所であった。

 

 

そんな学校へ、一般の庶民のボクちゃんのトビーが奨学金で入学してくる。

両親の喜びようは大きいものだった!ここが、子供が、間違った方向へ歩いて行く始発点だとも知らずに。

よくわからずウロウロする毎日で、友達もできず悩んでいた彼。

ある日、薬(ヤク)を持ってきたら仲間に入れてやるとプレピーたちが言った。上から目線である。

夢中になって薬を探しに、夜の街へ出るトビーであった。

こんなおかしげで、危ないことをしてまで、仲間になりたい。弱い人間が、強い者らの仲間になるには、自分を偽り、自分を削っていかなければならなかった。

 

それは、プレッピーの中の女王のような金髪の女の子のためでもあった。

めっちゃ綺麗で、クラクラするようなボディーの持ち主。綺麗だが、何か病的な青白い顔である。大きな目も何か死んだような不快さがある。金持ち女子の特徴であろう。

変なプレッピー男がくっついていていつもその金髪女とイチャついていた。

 

トビーは、身に合わないこんな場所から、さっさと逃げるべきであった。

トビーはゲットしたヤクを周囲の学生に売りはじめて、たちまち人気者になった。

他の学校にも売りさばき金をドンドンもうけた。

 

トビーは言われるままに、とうとう大金を持ってメキシコに行き。、本物の売人と取引をしてヤクを買い求めたのだった。それはコカインだった。

純粋なヤクは、とても高値で取引され、危ない仕事であったのだが、トビーは、女に、約束したヤクを持って行ってやりたかったのだ。

本当は金持ちの男や、女に騙されるているのだった。

 

すべてのものに満たされた彼らには、もはや幻覚を見て日々を過ごすしか残されていないのだろう。

とうとう税関で、捕まり、警察に引き渡される、そんなことはわかっていたのだが。

 

コカイン中毒だったトビーや、その仲間たちは、学校に、ゴロゴロいて、警察に追求されたが、停学ぐらいで済んだのだった。

 

トビーの家族はバラバラに壊れてしまった。トビーは監獄の中だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャップリンの移民 1917年

The  immigrant  は、アメリカに新天地を求めて旅だった人々の話だ。

チャップリンんも兄と2人で、アメリカに渡っている。貧しかった2人が、アメリカで成功していく伝記は、面白かったなあ。現代的に洗練されたセンスと、身のこなしはたとえボロを着ていても輝いているチャップリンである。

 

船に乗っての長旅であるが、その中に母と娘の二人連れがいて、お金をとられたりして、女ばかりだと何かと物騒であった。そこにチャップリンがいて、助けてやる。ありがとう、と言って、船を降りて別れた。

お金を、娘にあげてしまって、一文無しのチャップリンは、ひもじく、着の身着のままであった。

 

レストランでお金のない男が、ウェイターたちに暴力を受けて放り出されるのを見て、怖くなったチャップリン。彼も、お金もないのに、一人前に食事を食べていたからだ。

  その店で、女と再会して、喜ぶ二人。

2人して仲良く食べたり、しゃべったりしているうちに、店にいたある芸術家の男が2人のところにやってきて、

私のところで、働いて欲しいと言うのだった。2人をなぜか気に入った芸術家、何がよかったのか知らないけど、

仕事を得て、お金も手に入ることがわかって、2人は大喜びする。

チャーリーは、すぐさま、女を結婚許可証の事務所へと連れて行き、大いに照れる彼女と、結婚するのだった。メデタシメデタシだね!

このようなシンプルで、短い映画であったが、アメリカでひと旗あげると言う夢は、とてつもなく大きなものだったのだろう。

 

 

 

 

 

チャップリン自伝〈下〉栄光の日々 (新潮文庫)

チャップリン自伝〈下〉栄光の日々 (新潮文庫)