みんな自分の人生を生きることに真剣で、人生の主人公は自分だと思っている。そうなると、小説や、脚本は書けないわな。スッポコも、御多分に洩れず人生を燃やすために、キーキー走り回っているのだ。本が書ける人って本当は覚めてるんじゃないかなあ。ジョンバダムもなんか変わった監督かもしれない。何よりジョントラボルタを選んだことがすごいと思った。
さて、ジョントラボルタ主演の映画は、いろいろあるが、saturday night fever は
ダントツ有名で彼の名を世界に知らしめ、一挙にスターダムだ。
bee zeesno の歌がいつもラジオで流れており、ビージーズ復活の大きな証であった。
彼らの歌は、まあ、今世紀最高と評されてもよいぐらいのものだった❗️
ただジョントラボルタは、大柄で、顔もなんか野生の動物じみていてワイルドすぎると思った。
それに、役柄が、アルバイトで金を稼ぎ友人らとつるみ、女とイチャつき、夜はディスコで踊る生活って、不良の鑑のような人生であった。どこにでもいそうな元気のいいお兄ちゃん、そんな気取りのないキャラが受けたのか。
しかもそのディスコでは彼より上手な踊り手はおらず、彼は実質、そこでは帝王であった。しかしディスコなど、遊びである。しかし若者にとっては自分の人生そのものと言えるほど、踊りや付き合いに向き合うのだった。少しチャラい役もトラボルタは楽々とこなした。固い友情で結ばれた男同士の絆も盛り込まれた。
ナイトフィーバーという曲が流れるとフロワーの皆が集まって一斉に整列して、皆が同じ振り付けで踊っている。
なんだこれはー?
彼には踊りのコンテストで優勝するという目的があり、ある女と組んで練習する。真面目に練習して 、とうとう優勝するが、お情けで、優勝したことを悟って、トロフィーや賞金は全て二位のプエルトリコ人のカップルにやってしまう。
自由な踊りで観客を魅了するというのは、型がきまっていないので難しいものだ。ただ自分の感性だけが頼りである。トラボルタは良く照れずに踊ったものだ。
そりゃあ、マイケルジャクソンのイマイ踊りではないよ、でも何か、70年代を彷彿とさせるおかしな真実味が感じられるのだ。
トラボルタは確かに、イカレテイル。しかしなぜかそれを照れる事なく演じる事で、若者のベタな真実味が生まれてくるのかもしれない。
つるんでいた友人たちとも別れ、最後は家を出て、一人でアパートに住み仕事をするんだ。と、女にうちあける。
かれの傷つきやすい青春も、いつしか終わろうとしていた。
多分作り込んだ作品だ。少しだが人工的なところがある。

- アーティスト: サントラ,クール&ザ・ギャング,ビー・ジーズ,K.C.&ザ・サンシャイン・バンド,ディヴィッド・シャイアー,M.F.S.B.,トランプス,イヴォンヌ・エリマン,ウォルター・マーフィー,タヴァレス,ラルフ・マクドナルド
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