スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

サタデイ ナイト フィーバー 1977年 ジョンバダム監督

みんな自分の人生を生きることに真剣で、人生の主人公は自分だと思っている。そうなると、小説や、脚本は書けないわな。スッポコも、御多分に洩れず人生を燃やすために、キーキー走り回っているのだ。本が書ける人って本当は覚めてるんじゃないかなあ。ジョンバダムもなんか変わった監督かもしれない。何よりジョントラボルタを選んだことがすごいと思った。

 

さて、ジョントラボルタ主演の映画は、いろいろあるが、saturday  night fever は

ダントツ有名で彼の名を世界に知らしめ、一挙にスターダムだ。

bee zeesno の歌がいつもラジオで流れており、ビージーズ復活の大きな証であった。

彼らの歌は、まあ、今世紀最高と評されてもよいぐらいのものだった❗️

 

ただジョントラボルタは、大柄で、顔もなんか野生の動物じみていてワイルドすぎると思った。

それに、役柄が、アルバイトで金を稼ぎ友人らとつるみ、女とイチャつき、夜はディスコで踊る生活って、不良の鑑のような人生であった。どこにでもいそうな元気のいいお兄ちゃん、そんな気取りのないキャラが受けたのか。

しかもそのディスコでは彼より上手な踊り手はおらず、彼は実質、そこでは帝王であった。しかしディスコなど、遊びである。しかし若者にとっては自分の人生そのものと言えるほど、踊りや付き合いに向き合うのだった。少しチャラい役もトラボルタは楽々とこなした。固い友情で結ばれた男同士の絆も盛り込まれた。

ナイトフィーバーという曲が流れるとフロワーの皆が集まって一斉に整列して、皆が同じ振り付けで踊っている。

なんだこれはー?

 

彼には踊りのコンテストで優勝するという目的があり、ある女と組んで練習する。真面目に練習して 、とうとう優勝するが、お情けで、優勝したことを悟って、トロフィーや賞金は全て二位のプエルトリコ人のカップルにやってしまう。

自由な踊りで観客を魅了するというのは、型がきまっていないので難しいものだ。ただ自分の感性だけが頼りである。トラボルタは良く照れずに踊ったものだ。

 

そりゃあ、マイケルジャクソンのイマイ踊りではないよ、でも何か、70年代を彷彿とさせるおかしな真実味が感じられるのだ。

 トラボルタは確かに、イカレテイル。しかしなぜかそれを照れる事なく演じる事で、若者のベタな真実味が生まれてくるのかもしれない。

 

つるんでいた友人たちとも別れ、最後は家を出て、一人でアパートに住み仕事をするんだ。と、女にうちあける。

かれの傷つきやすい青春も、いつしか終わろうとしていた。

多分作り込んだ作品だ。少しだが人工的なところがある。

 

サタデー・ナイト・フィーバー/オリジナル・サウンドトラック

サタデー・ナイト・フィーバー/オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,クール&ザ・ギャング,ビー・ジーズ,K.C.&ザ・サンシャイン・バンド,ディヴィッド・シャイアー,M.F.S.B.,トランプス,イヴォンヌ・エリマン,ウォルター・マーフィー,タヴァレス,ラルフ・マクドナルド
  • 出版社/メーカー: ポリドール
  • 発売日: 1995/12/21
  • メディア: CD
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サタデイ・ナイト・フィーバー

サタデイ・ナイト・フィーバー