スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。映画の感想を書いていきます。(^o^)

戦場のメリークリスマス 1983年公表

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「これが観たい 、観たい!」とうわ言を言い続けたた甲斐があって,約30年間おあずけになっていた

「せんメリー」を弟が探して来てくれてやっとみたので長い間、行方不明者似にあえたような変な感じじゃ。フィリピンにいた私の老父がいきてかえれたのはおおけがおしたおかげであった。おかげで死なずに済んだ。くしくも今年は戦後70年という節目でもある。
所は1942年のジャワ島の捕虜収容所でのこと。連合軍の捕虜を日本人が管理して色々情報を探ろうとしていた。戦局は悪化し、よって大尉以下ますますきびしい規律と訓練を己に課す日々であった。
ヨノイ大尉はその中の最高責任者として権力をにぎっていた。ヨノイ役は、アメリカで暮して日本オンチになってる坂本龍一、ソリコミをいれてちょっと化粧して、一分の隙もない兵隊さんである。しかも英語でしゃべることが多く、設定が、米英人の捕虜収容所ですから、しかたありませんが。ただ日本語は龍一さんの場合、何を言ってるのか聞き取りにくいことがありました。
まあほんとうの役者さ んではないから許されているのでしょうが。内田裕也は監獄長で怖い役だし、タケシはまあ、なんというか、なんとでもいえばいいような役柄で、これで映画人生目覚めたと言われてもね、「リンダ困っちゃう」というわけですわ。この方は監督になり映画祭で賞とかねらってるが、
そういうのはやめて、皆が見ておもしろいと感じる映画をつくっていればよかったのではないでしょうか。賞を意識するとロクでもない作品しか作れませんよ。おもいがけないことがおこるのが、映画なので。「賞撮りゲームの映画など、どこがおもしろいのですか?」とタケシにききたいです。
そこで、ハキダメニツルのごとくジャック・セリアズことデヴィッド・ボウイの登場デース。金髪の美男子。捕虜のデヴィッドに、ヨノイはひとめぼれするのだった。そして彼について色々聴きだすが、詳しい事はわからずじまいであった。勇敢な少佐ということだけは伝えられた。男同士で愛し合うことを禁じられた軍隊で彼の恋心はいよいよ激しく燃えあがるばかり。ヨノイはミソギとして真剣刀で部下と剣道をするが、そのかけごえはあまりに異様で、捕虜たちは怯え、病人たちは病気が悪化するのだった。この時点ですでに
ボウイは大尉が自分を好いていて、恋焦がれていることに気付いていた。 そんななかで事件が起こった。
捕虜部隊のキャプテン(どこの捕虜部隊でもキャプテンがいる)が日本兵にさからったため処刑されそうになる。重い軍刀の日本刀を抜いたのは、ヨノイ大尉だった。キャプテンを殺そうとするヨノイに
少佐のボウイがすがりつく。殺さないでという意味だが、ヨノイを止められるのは、もう自分しかいないことを悟った彼であった。 こんなことをすれば、ボウイー少佐自体が殺されることになる、とわかっていた。それでもヨノイを強く抱きしめにかかったボウイーであった。そして、な、なんとヨノイにの頬に口ずけをするのだ。もうこれで、ボウイーの処刑は決定したことになる。しかし、そのお陰でキャプテンは助かったのだった。切腹したりする勇ましい日本兵とおなじように表現は違うが、ひとのために己を犠牲にする英米軍の勇ましさもたいしたものだったのだ。やはり聞いたとおりの立派な少尉だったのだ!とわかる。
抱きしめられたヨノイは恍惚となって、その場で失神までして失態を露わにする。いわゆるカミングアウトである。
やはり、ボウイーは殺される事になった。そして熱いジャワの大陽のしたで砂埋めの刑になり、干涸らびて死んでしまう。
その3年後、戦争は終わり、いきのびたアメリカ捕虜たちは自由の身となったり、英雄となったりしていた。
しかし日本軍のヨノイ大尉以下の兵隊は、偉い順から、処刑にされたのである。タケシも最後に「メリークリスマス」というのだが、やっと覚えた英語なのだろう。涼しげな目を殊更強調するのはやめてほしい。監督も本気の役者さんを使うべきではなかっただろうか。
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