スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

スターバックスの最強戦略 2013年 浅沼宏和

スターバックスの戦略本の中で、この本が良かろうと思う。

読むと疲れが取れるし、頭に難なく入ってくるのがすごい。お気に入りの音楽を聴いているようなものである。

スタバは遠いしなかなか行けないので、スッポコは普段は 不味いコーヒーをすすっている。

とっておきの為に用意された場所があることは、嬉しいものだ。

なぜ、およそのお店のコーヒーがまずいのかは理由は不明だが、責めるわけにもいかず、尋ねるのも失礼とあっては、どうすればよいのか。

またスタバに行って、ゆっくりとした時間をまったりとすごしてみたい。

 

最近の出来事だが、喫茶店で、

新しいきれいなお店で期待して飲んだコーヒーが、薄かったりなんか変だったら、もう悲しいでしょ?

 

 

ストーリーでわかるスターバックスの最強戦略

ストーリーでわかるスターバックスの最強戦略

 

 

 

 

田舎のパン屋が見付けた「腐る経済」 渡辺 格 (いたる)

主人が持っていた本だが、退屈していたスッポコは、この本に出会った。本「と」出会った、ではないですよ。パラパラと読んでいく。

ど田舎で、パン屋をやっている人の本だった。

まあ、パン職人さんの本なのだが、疑い深いすっぽことしては、まるまる信じられないな。

立派過ぎるし、お父様は学者で、お爺様は医者でと、良家の人なんだな。

これはマルクスの経済学を引用したお話でもありました。マルクスなど知らない私にも良く分かるように、説明されていて得した気がしました。

 

「儲からないパン屋を目指す」と言うのが、この人の モットーであり、その説明もしてあり、覚悟のほどがうかがえる。

お休みが週三日もあるパン屋である。そういえば巷でも時々この本の宣伝が出ていたので有名な本なのだろう。

そして、パンに使う自然酵母の事で、いろいろ難しいことが書いてあったが そこは飛ばしました。

パンなんか、ワシは作らんし、買って食べればいいとおもっているからだ。

どんなパンなのか、食べて見ないことには話が付かぬだろうとおもうのだけど。

だが、先ずはこの本について、いろいろ思ったことを書きつらねたのだ。

 

スッポコも少し、食については関係する様な事をしているので、気になるな

良いものを食べていただきたい、それは、本当にそうなのです。ただ良いものだけでは商品として、売れないのが、悩みです。

イデアと商業が混じりあい良い商品がうまれる。そんなことを、夢見る私。

この本でやはり、目から鱗的なものがあったのは確かである。余計な物をどんどん剥ぎ取って行って残るのはやはり「儲からなくてもよい」というエッセンス的な思いに到ってくるのである。

少し勇気のいることではあるが。

この本のパン屋さんも、とにかく紆余曲折しながらパンを作っている。

現在はクラフトビールも作って、生活も安定してきたそうだ。ビール酵母はパン作りに必要なものらしい。

ただ、スッポコは酒が苦手でな、残念だよ。 

 

しかし何故かなあ、、我々とは違う、そんな気がする。

それは 育った土地があまりに違うということが生み出すギャップであろうか?

 

この本には、「無常観」といったものはみられない。あくまでも積極思考で進んでいる。陽の世界である。スッポコには相容れない感覚である。

結果良い方向へと向かって行ったのは良いことだったのだが、本だけで読んでしまうと、なんの苦労もなくもの足らない感じもする。

 

しかし、考えてみれば、それは余程の覚悟でやってきた、ということが想像できるので、

なにをか言わんやである。

 

ただ「無常観」のない文章であったことはしかたのないことだったのであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

 

 



 

 

  

 

 

 

 

 

human nature ヒューマン ネーチャー 2001年 ミシェル ・ゴンドリー 監督 米 仏 合作

せいさくしたのは、「マルコビッチの穴」と言う映画の監督だが、ヒューマンネーチャーはゴンドリーに監督させたらしい。マルコビッチと聞いただけで、ははあ、そうなんだと、失望にたどり着く。

ヒューマンネイチャーは1982年にマイケルジャクソンが歌った歌の題名である。

この映画は、題名からしてパクリ詐欺である。

幼稚園のいたずらっこが思いつくような、内容なのも頷ける。類人猿と、毛深い女、この二つの組み合わせには意味はないのだ。毛深い女は、自分の体を悲しんで、死のうとするのだが、死にきれずに、森の中で生活することを選ぶ。自然のまんまというわけだ。だが、男と恋がしたくなって、全身の毛を剃って、うまいことかっこいい博士と結婚する。彼女は、エステにも通って、脱毛の施術を受けるようになる。毛深い女は、男に嫌われる、と信じていたからだ。博士は子供の頃から厳格に育てられ、性格に問題があった。とても狭っ苦しい視野しか持たず、つまらない奴であったが、頭は良さそうだった。

ある日、類人猿を森で見つけて研究所に連れ帰り、檻に入れて、文化人となるべく教育し、とうとう、哲学を論じるほどの知能を身につけた類人猿となり、成功を収めて行く。

一方、博士は毛深い女とは別れて、うつくしいガブリエルという秘書と、浮気して楽しむのだった。

博士に裏切られた毛深女は再び、森へと帰り、類人猿男と、裸で暮らし始める。

その頃女は、エステで、完全脱毛に成功していたのだった。結局男に気に入られたかったのだ。

とにかくメチャメチャな話である。

 

追いかけてきた博士を、殺してしまう類人猿だったが、その罪を、毛ぶか女が被って、監獄に入るのだった。裁判で 類人猿は、無実になり、放免されて、森へと帰る。森が自分の居場所であった。子供の頃、自分を抱いてくれた大自然、マザーネイチャーの元へ。

 

しかし、これは、彼のおそろしい企みであった。

mother nature もhuman nature もなかった。

自由になった彼は 博士の秘書のガブリエルと共に国外に行くことをもくろむのだった。

 

本当は 大物詐欺師の素質を持った類人猿であり、ヒューマンネイチャーをおちょくって面白がっている監督のための作品であり、子供のおもちゃである。

 

 

 

 

 

外食 2017年

この頃なんとなく、体調が荒れていて、明日までには死ぬんじゃないのかって、思ったりすることが多い。

そういう訳で、お金を出して食べる外食は、やはり、厳選されたものが良い。

変な混ぜ物の入った料理はおことわり、バターの代わりにマーガリンたっぷりの洋食は、害になる。、薄めたコーラを飲まされた事もあったっけ。これはひどすぎて、笑い話だ。

肉のかけらもないカレーも寂しいものだ。必死になって肉を探すお客様のむなしい努力をみてほしい。

レトルトカレーという店さえある。

食べ終わった頃には、もう二度とこのカレーは食べないと心に誓っているのだ。

メニュー品目の多すぎる店は嫌いだし、ベタベタと、黒板ボードに書くのはシロウトさんという事ですかね。メニュウが頻繁に変わってしまうと、あとは、アイスの様に溶けて行くだけですわ。

 

 

モーニングはパンにコーヒーなどはどこも定番で同じとして、つけあわせの野菜は、どうだろう。

タンパク質はきちんといれてあるだろうか。

安いレタスでもいい何かたっぷりのっかていれば、オーケーだが、ひとつまみの店は、もう、誰からも愛されません。野菜を残す人が多いというのは、言い訳。そんなお客はたいてい味オンチなので、まず、意味ありません。除外ですね。

 

コーヒーとなると、もう千差万別ですが、美味しいと感じるものが、美味しいのであって、

いくら高くても、馬が飲むようなコーヒーを出す店では、スッポコの心は波立ち怒り狂っているのである。

シロウトだ、田舎者だから、わからないとでもいうのだろうか。馬の小便のようなコーヒーを我慢しろとでもいうのだろうか。

まず、スタバのコーヒーを基準にして、美味しいまずいを決めてもいいが、スッポコはまだスタバには一度しか行ったことがないのだった。げほ。しかし、うまかったという記憶が残っている。スタバの戦略本も、よい。

オススメは、やはり大阪の難波あたりの、コーヒーが下品だがうまいのだ。

大河ドラマの直虎を見ていたら方久という者が出てきて、安い茶や団子を出す茶店をやっていた、と言っていた。それがめっぽう儲かってと言っていた。要するにお客様はやすいところに行くのだが、やはり美味しいものを食べたがる。家主はそれに応える。お客が喜ぶのをみて、家主もよろこぶ。

さらにお客が来るといったサイクルができてくるのだろう。

 

コーヒーの香りに誘われて、お客はやってくる。あの香りをもう一度と思うお客はリピーターとなって、食事にも食指を伸ばしてくるだろう。

だが、コーヒーの味が、なぜだかだんだん落ちてきて、お客からそっぽを向けられる店は、どの様にして、そのギャップを埋め合わせていくのであろうか。小さな亀裂が、大きな亀裂を作るもとになる。

お客は思う。「我々は大切にされていない、こんな安物の味を出すなんて、誰のためのものだろう?

私は、本当に美味しいコーヒーや、食べ物であったなら、少しぐらいは高いお金を払っても損したとは思わないのに」

そんな風に思っているんと違いますか?

 

 

 

 

MJB アーミーグリーン 900g

MJB アーミーグリーン 900g