スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

アンビリーバブル  「たったひとつの真実」

「たったひとつの真実」という題名であった.8チャプターもあって、見るのに一苦労した。いつまで経っても犯人が分からず、証拠集めにも警察は失敗ばかりしていてこの話おかしいかもとは思ったがやはり犯人が捕まらなくては主人公の少女も浮かばれないと思い、応援した。不思議な雰囲気を持つ平凡過ぎる少女の主人公。

この主人公は何処にでも住んでいそうな少女だが、孤児のため家がなく、施設の中で大人の世話になって生きてきた少女だった。それでもなんとか育ち、今では里親の家に住んでくらしていた。

そんなよそよそしい家庭で暮らすなんて、どんな気持ちであろう.きっと酷いと思うが。

彼女の服装は、やはり今風の若者のファッションで、それなりに決めていると思った。あくまでもちょっとダサいようにしてあるのだが.低価格でもあったが清潔感はあった。ファッションは語るだ。

そんな彼女がある夜突然、犯人からレイプされるという事件が起きる。警察が来て捜査するが、何も証拠が残っていなかった。いくつものDNA 検査を受けるが全く何も出てこなかった。これらの検査は厳しさを極めていてまだ若い女の子が受けるのは酷ではないかと思われる。子供を2人ぐらいは産んでいなくては、いくら犯人逮捕のためとは言ってもだ。だが彼女は妥協したし、協力もしようと思ったはずだが、何処かで歯車が狂いとうとう嘘の供述をしてしまう。その為、彼女の立場はとても悪くなってしまう。

アレは悪夢だったのか、悩みが悩みを呼び、警察の質問にもしどろもどろになり、アレは夢であったとを覆してしまった.あれは夢でした.本当のことではありません。そのため虚言であったと決め込んだ警察から訴えられるという最悪の結果になってしまった。確かに書類上ではそうだったが、彼女はあの日のことを恐れ、思い出すとどうしようもなく苦しくなるのだった。PTSD に苦しめられ自暴自棄にもなってゆく。

いまさら、本当のことは言えない。しかし、トラウマになって心が病んでいくことは実際のことだったので、毎日が辛かった.里親との関係もチグハグしてしまい、ついつい門限も破るような行動をとることもあって里親をおこらせた。彼女はもうヤケクソになり、アルバイトでもイカレ男に絡まれて嫌な気になり辞めてしまった。どこからか彼女の顔がネットに流出し、レイプされた少女として世間に知られてしまったからだったのだが、彼女は言い訳も何もせずに、淡々と暮らすだけであった。そう見えた。うわ絵だけの虚しい生活だった。

何年か経ち、同じようなレイプ事件が次々と起こり、警察はFBIと共に、犯人を追いかける事にした.チームが決められ、ベテランの女性の警察官達も動き出した.どこにも証拠を残さない事が逆に決め手になって、ついに犯人は捕まり裁判で判決を受ける事になった。やれやれであった。犯人はやはり警察官であった。

あの少女の言ったことは本当にあった事だったのだ。いく人かの女性達が証言台に立ち、彼女らの生活が全く別のものになってしまったことを訴えた.なぜ私だったのか、なぜ私が狙われたのか、いくら考えてもわからないと、苦悩の表情で言った。ある者は日常のルーティーンだった、芝の水やりや庭の草花の手入れなどを全て辞めてしまったという。同じことをする人を犯人は狙うと聞いて、何もできなくなって、狭い空間に閉じこもる事が多くなったと訴える。ある者は、犯行の日を思い出すとそれが、たったの1日とは言え、恐ろしいトラウマに攻められて誰も信じる事ができなくなり、普通の生活がほとんど出来なくなったとうったえた。いまだに怖くて踏み込めないのだと言って、周囲が信じられないない苦しさを訴えた.あまりの辛さに死も考えた。つまり恐怖に翻弄される日々であることを訴えて犯人がもし刑を終えて出てくると思うと怖くてたまらないといった。

こういうわけで、判決は重い判決が下され、何人もの襲われた被害者達はやっと一息ついたのであった。

真実はカバーがかけられて、隠された状態でほって置かれれ、顧みられないことがおおい。

そのために悲しむ人々は耐えながら生きてゆかねばならず、普通の人のように喜んだり働いたり、出かけたりが、出来なくなっているということを少しでも知って欲しいとおもうのである。

またなぜ、最初の少女が本当のことを言い、その後アレは嘘だったと言ったのかは私にはわからなかった。

一生懸命訴えたが、誰も信じてはくれなかった.失望と混乱が少女を襲う。警察は証拠のない事件はまともに信じてはくれなかったし、まして施設育ちの自分のことはバカにしているのだろうと思うとおじげずいてしまい、真実であっても通す事ができないというジレンマに陥ったのだろう。モヤモヤした気持ちを、この女優はうまく表していた。最後に、少女は「あなた達のおかげで犯人が捕まり、私のことが信じてもらえた。信じてもらえたことが、お金より何よりうれしかった。」

という電話を女性警察官に入れて、初めてスッキリと目を開け遠くを眺めたのだった。