新潟県 十日市というところに、奇跡の村というのがあるという.まさか、桃源郷とか?
私は寒いの苦手なんで、新潟県なんて無理ザンショ。ところで、カールさんというのはドイツのベルリンから来た建築士で、妻のティーナさんはアルジェンチンの女性だそうだ.大きな古民家をリフォームしてyellowハウスとしてふたりですんでいる。ドイツ人のカールさんは忙しく飛び回り、おおくの古民家を次々リフォームしていっている。妻のティーナさんは、ハーブを育てたり、ハーブを使っって魚や肉の料理を紹介している。
普通だったら田舎の中の見捨てられていく家々であったのだろうが、人が住めるように、価値ある物に変えていくのが得意である。東京などからの移住者がすみ、ムカゴをとったりツクシをとったりしてご飯にしている。
時々人々が集い、とれたてのきのこ鍋などを楽しんだりする。
皆が大きめの長い木のテーブルに集まり、手にグラスをとり、ワインなど飲んで話も弾む。
って、何を話すんだろうな、上品でリッチで我こそは、とにじり出てくるお歴々の皆様。
なんでだろう、危うい気がするのは。彼らは、とても強気で、いつでも何ににも、負けずに生きて来た幸せの勝者たちか、その末裔たちだ。顔つき身なりなど見るとその人々の身分までわかる。
美しいスタイル、美しいが、、派手すぎない趣味の良いイヤリング、山で採れた美味しいキノコの鍋を皆で食べるのだそうだ。きのこは村の人々が近くの山に入ってとってきたものである。カールさんたちを支えている人々が、なんやら多くいるということだろう。
ところがティーナさんはというと、いつも寂しそうな顔をしているんだ。だんだん年取ってきて、背中も
ちょっと丸まってきた.ああ、異国で歳をとるのは、寂しいものなのか、悲しいものなのか。南国アルジェンチンの真赤な太陽がなつかしいのだろうか。夫カールは日本語も堪能で、次々仕事もこなしてゆき、経済的には困らないような気もするが、カールがあまりに忙しいのが、気に食わないのだろうか?
真面目なティーナ.一生懸命夫を支えるティーナ.すぐにでも会って、彼女の手を取り、慰めてあげたい。
ティーナは夫のようにうまく日本語はあまり喋らない.喋れないのか.夫ほど村になじまず自分の殻に閉じこもるタイプであるのか。外交などは大体が夫が受け持っているようだ。彼女は家ののことだけしておけばいいのか。いつも外出中の夫のために?
まるで電池のプラスとマイナスのように、二つで一つというものなのだろうか。
いつまで、この番組は続くというのか。NHKの人たちの無神経さはどうなっているのかだ。
そもそも移住が村人に、全面的に喜ばれているかどうかなんて、まさか分かるわけもなく、分かろう繊細さもなく、滅びゆく廃屋だって、ソレはソレなりに歴史であるから、村人は受け入れてきたはずである。
だんだんと寂れてゆく村であっても我が故郷への愛は減るわけもない。暴力的に発展的な盛んな村にしてゆくのは村人の心を逆撫でしてゆくことでもあると、知ってほしい。私の考え方が、もう古すぎるというのかもしれないが。
そういえば、ベニシアさんの時も、何かチグハグしたものを感じていた私、どこかに丸い穴が空いているような感覚で京都大原の彼女の自宅や周辺の畑などをテレビで見ていたっけ。
どんなに美しいところよりも、故郷の草の一本の方がより心に訴えるものではないのか。

